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部屋が片付けられないという悩み。

こんにちは、専門作業療法士の崖の上の父ちゃんです。
今回は、『部屋が片付けられない』という方へ向けて投稿させて頂きたいと思います。
また、どうしたら片付けられるのかという対処法を、経験談を通して投稿していきたいと思います。
まず、部屋を片付けるのって大変ですよね?片付けが好きな方なら別ですが・・・。
ちなみに私は、3日経つと部屋が散らかり、片付けるのが大嫌いでした・・・。けど、片付けが続く方法を、脳科学を勉強していくうちに、また、それを知ることで、「あぁだから片付けられなかったんだ」ということを専門性を通じて学びにつながりました。
そして、なぜ片付けられないのかを知ることで、考え方や行動が変わり、片付けが継続できるようになりました。その方法をお伝えさせて頂きます。

今回の結論としては、
きれいな部屋を維持するためには、

①まず ‘’自分が‘’ きれいだな、好きだなと思う 部屋を頑張って作ってみる。

②脳の習慣化を利用する。


2ステップだけです。

まず、なぜ部屋が散らかってしまうのか?ということですが、
めんどくさいだけ?片付けが嫌いなだけ?汚い部屋でも平気だから?など理由は多々あると思いますが、先程、
『自分がきれいだな、好きだなと思う部屋を作る。』と言いましたが、

自分がきれい、好きと思う部屋


  という所が重要だと思います、なぜなら、きれいだなとかいい部屋だな住みやすい部屋だなと思わない限り、まず片付けようという意欲が湧かないと感じるからです。
専門的に説明すると、
脳の報酬系と言われるものがあり、意欲を沸かせる、やる気になる神経回路が存在します。( ↓ 画像が意欲を沸かせる脳システムですが、ここではなるべくわかりやすく下記で説明します。)

意欲を沸かせる神経回路

どのように意欲を沸かせるかという神経回路と
部屋をきれいにするために意欲を沸かせることを照らし合わせると、
まず、部屋を目で見てきれいだな、好きだなという情報が脳に入ったのち、次に、この部屋は好きだから片付けたらきれいな部屋に変わるし、自分も嬉しいなぁ、くつろげそうだななど、メリットだらけだなと前頭前野(いろんな情報をあれこれ考える脳部位です)であれこれ考え、
その結果、「よしっ片付けよう」というスイッチ(側坐核という部分)がポチッと入り、片付けるという行動を起こします。

そのため、
きれいだな、好きだなと思える部屋にまずする
ということが重要と考えます。

少し分かりにくいと思うので、もう一つ例を挙げてみたいと思います。
この絵を見比べてみて下さい。

Aのお店
Bのお店

同じもの、同じ値段で食べるとしたらどちらの店に行きたいですか?
もちろん・・・Aのお店?ですかね?
この写真で言いたいのは、自分で、きれいだな、好きだなという刺激をもとに、この店に行ってみたいという意欲すなわちスイッチが入った証拠です。

そのため、自分が好きと思える、きれいと思える部屋にするということは片付ける目的を達成するためにも重要だということです。

ご自身の部屋が、もともと、自分好みの部屋だったり、きれいな部屋だな、好きな部屋だなと思われている方は、①の部分は飛ばして、②へ進んで頂けたらと思います。

では、②番目の

脳の習慣化を利用する

という部分のお話ですが、片付けるという行動が日常で習慣化されたら、いいですよね?
脳は、習慣化するまで約30日で定着できると言われています。

初めは、反発期で、片付けるのがめんどくさい、きつい時期だと思います。
しかし脳の性質上、徐々に習慣化できるようになってきます。
とにかく30日間は、小さな所だけでも良いので片付ける習慣をつけることが大切だと思います。私も、今日は洗面所だけ、テレビだけ、お風呂場の洗い場だけとか、小さなことを毎日何かするようにしています。以前は、まとめて大掃除していましたが、逆に大掃除をする習慣がなくなりました。
小さな事を積み重ねることで、私の場合は片付けが習慣化されるようになっていきました。
ただし、脳疲労や身体疲労という疲労を感じている時は、別な話となるので、片づけしない日ももちろんあります。(笑)
疲労についての話も今後、投稿できたらと思います。

今回は、部屋が片付けられない悩みについて、
自分が好きと思う部屋、きれいだなと思う部屋作りとそれを保つために脳の習慣化を利用することで、片付けが可能であるという投稿をさせて頂きました。

賛否両論あるかもしれませんが、私はこの方法で、片付けを継続していますので、少しでも参考になって頂けたら嬉しく思います。これからもよろしくお願い致します。

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