【銘柄考察】メドピア(6095)

こんにちは。今日は成長著しいメドピア(6095)について徒然なるままに書いてみたいと思います。まずは、メドピアの事業についておさらいです。なぜ事業内容を確認するかというと、「市場のニーズに合致していそうか」「継続的に成長が期待できそうな事業か」「純粋に応援したいと思えるか」を軸に見ています。

事業内容は要約だけを読むでも概要は分かるようになっていると思います。

1.メドピアってどんな事業をやっているの？

メドピアでは大きく分けて2つ事業の柱があります。

a.ドクタープラットフォーム事業
b.ヘルスケアソリューション事業

ドクタープラットフォーム事業は何をしているかと言うとメインは医師向けソーシャルメディア「MedPeer」です。薬剤や疾患など多様なテーマで医師同士が情報交換を行い、全国の医師たちの経験やナレッジを統合し、そこに付加価値をつけてマーケティング支援や人材紹介事業につなげています。同社はこれを「集合知プラットフォーム事業」と呼んでいます。ちなみにメドピアのビジネスビジョンも「集合知により医療を再発明する」と明確に謳っています。

また、「MedPeer」のほかにも薬剤師向けのコニュニティーサイト「ヤクメド」の運営や薬局の「かかりつけ化」を目指して処方せん送信・チャット相談・お薬手帳の電子化等患者さまと薬局をICTの仕組みでつなぐ仕組みを提供する「kakari」も注力事業です。

◎要約とコメント（ドクタープラットフォーム事業）

⇨専門性を持つ医師通しのコミュニケーションを通じてナレッジを蓄積し
　サービスとして提供すること、ICTを使い従来の医療業務の効率化、さら
　なる付加価値を与えるビジネス！

⇨同社のプラットフォームを通じて集めた情報の希少性とその情報を活かし
　たビジネスは利益率の高さが特徴。また、コロナウイルスの影響で医療に
　ついてもICTの利活用にシフトしつつあり、時流にも乗ったビジネスと考
　えます。実際に製薬企業の需要が拡大し、対前年同期比1.8倍の大幅増収
　でした。オンラインへの切替加速な

一方ヘルスケア事業は、医師や管理栄養士等の専門家ネットワークを活用し、健康増進・予防領域を対象としたサービスを展開しています。メインは「Mediplat」、「Fits Plus」というサービスです。

「Mediplat」は法人向けのサービスです。「チャット型医療相談」「オンラインで産業医」「ストレスチェック(無料）」の3構成展開です。チャットは医師の実名相談をしてくれます。

⇨法人向け・産業保健支援サービス「first call」が特に好調。

「Fits Plus」は管理栄養士ネットワークを活用した栄養指導サービスを展開しています。一人ひとりにあったダイエットプランを専門的な視点で食事やダイエットプランのアドバイスを受けられたり、カウンセリングサービスを受けられます。

◎要約とコメント（ヘルスケアソリューション事業）

⇨専門性を持つ医師やネットワークを活用しそのスキルや法人や個人向けに
　サービス提供する！

⇨コロナウイルスの影響が長期化する中、産業保健に対するニーズが高ま
　り、first call契約数が増加。在宅勤務の長期化等を背景に、産業保健
　支援のニーズが継続して増加しています。特にこれらをオンラインでも
　提供できる点が好評を受けてます。
　 ＃ 2020年6月末時点の契約件数は前年同期比1.9倍の617件に増加。

2.チャートについて

メドピアの日足チャートです。結論から言うと非常に強いチャートで上昇トレンド継続です。黄色のラインからは青天井相場なのですが、安値と高値を切り上げながら力強く上昇しています。上昇後一時ふるい落としらしき動きもありましたがきれいにレジサポラインを意識して反発しています。

昨日（2020年8月13日（木））大引け後発表の決算では増収増益。本日はS高となりました。

業績が伴った青天井相場はめちゃくちゃ買いです。

3.買い方

After/With コロナに当てはまるビジネスを手掛けており、まだ上昇余地があると思います。本日はS高にて移動平均線乖離と窓開けが発生しました。来週は高値づかみするのではなく、窓埋めへ向かう動きをするか確認と朝の気配でどういう寄り付き方をするかの確認が必要です。
 ＃ 寄り付きGUの場合は寄り凸推奨。

4.空売り情報

ゴールドマンの空売りが少し目立つ状況。決算を受けての買い戻しの動きが出るか少しに気にしておく必要があります。

5.所感

メドピアは中長期で持つべき銘柄だと考えます。エムスリーやメドレーも注目されているようにこの銘柄も同様に資金が集まりこれからより成熟していくマーケットです。メドピアの資料を拝見すると顧客である製薬企業においてMR担当の人件費や従来行っている研究会や学会における広告費がネット広告に流れました。

この流れは続くと思うのと、それらのプラットフォームを持つ企業の強みがより出せる社会に変化しようとしているのだと考えました。

昨日ジェネーレーションパスの記事でも書きましたがメドピアもマザーズ銘柄です。マザーズは三尊を否定する動きを取り、本日も続伸をしました。今後ブレイクをするか見ものですが、上昇トレンドに入りそうな動きをしており買いやすい状態ではあると思います。

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

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