しょうじ@STEP

藤井聡太くんの出身地、瀬戸市立図書館のエディターです。思わず瀬戸に行ってみたくなる情報…

しょうじ@STEP

藤井聡太くんの出身地、瀬戸市立図書館のエディターです。思わず瀬戸に行ってみたくなる情報を発信していきます♪

最近の記事

瀬戸市唯一の乾物屋さんで「だしワールド」に浸る

「乾物(かんぶつ)」と聞いて、あなたはどんなものが思い浮かびますか? 鰹節、昆布、煮干しなどの海産系から、豆、ゴマ、干し椎茸、ナッツ類などなど。食品を乾燥させることで保存性や風味を高めた乾物の料理や、乾物で丁寧にだしを取った一皿が食卓に並ぶと、その滋味深い美味しさに、「日本人で良かった~」としみじみします。そんな乾物の専門店、「尾張屋」を訪ねました。店主の森宏子さんは、昭和2年創業の尾張屋の三代目で「だしソムリエ1級」の、とっても明るく元気な店主さんです。 「乾物屋さん

    • 本を探す図書館から、本と出合える図書館へ

      瀬戸市を見下ろす小高い丘に建つ瀬戸市立図書館は、1970年竣工の歴史ある建物で、地元ゆかりの芸術家、北川民治の陶壁画で市民に親しまれています。2022年3月、図書館の顔である玄関エリアの企画展示棚が、本の表紙が見えるゆったりとした棚へと、大きく立体的に生まれ変わりました。図書館長の吉村きみさんは司書の資格を持ち、「趣味は図書館」とおっしゃる大の本好き。吉村さんに変更の目的を伺いました。 「従来の図書館は、来館者がこの本を読もうと思い借りに来られる、『探す図書館』でした。き

    瀬戸市唯一の乾物屋さんで「だしワールド」に浸る