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rwc2023 番外編 Genoa

RWC2023 番外編 Genoa



丘の上からGenoaの街 歴史にある建物ばかりで色彩は無いが 趣は高い

その4 Genoa
●  仏蘭西の国境を越えて列車を乗り換えます。                       車窓の景色は気のせいか閑散として色のない世界になります。                                   Marseilles~Nice間のコートダジュールが色彩豊富だった事の反動でしょうか。                                             イタリア北部地中海に面していますのでもっと華やかなイメージを持っていました。 終着駅プリンチーベから東に向けてメインストリートが数キロに渡って伸びています。 平地が少なく背後を小高い山に囲まれて、多くの素敵なマンションが展開しています。  山の上の住民用にケーブルカー、ロープウエイ、エレベータが多く設置されています。  料金を支払って乗るシステムのようですが誰も支払っていません、私も切符をどこで買うのか分からないので無賃乗車です。  山の方から街を眺めると湾が横たわり多くの大型船が行きかい神戸に似た感じがします。  
●  コロンブス発見 

憧れのコロンブス 毀誉褒貶あるが 英雄だ!

                                       終着駅プリンチーベ広場でコロンブス立像に挨拶をしてメイン通りを東に歩くと、直ぐに旧市街地が広がり狭い路地と脇道です。  多くのお土産店やテラスの飲食店が所狭ましと並びます。  これまで多くの街で観てきたのと同じ景色です。  迷いもせずに歩き続けると、いきなり大きな広場がありました。  

HITACHI は日立でしょうか?

フェラーリヒタチと命名された広場でメトロ駅も同名です。  日本の日立と関係があるらしいのですが、未だに判明していません。  更に東に進むとアーケド付きの通りがあり、有名Brand店がズラリと並んでいます。   銀座通りのようです、一軒のお店の前で爽やかな香水が香るので、思わず店内に入りました。  孫娘が16歳なので今回の旅で香水を買ってやろうと思っていたのですが、男の私には、難しいし敷居が高かったので困っていました。  店員さんが丁寧に接客してくれたので購入できました、一安心です。  
更に東進するともう一つの大きな鉄道駅(上野駅的存在でしょうか)に出ます、道はここで行き止まりですが、近辺にマンションを借りていたのです。  フェラリー通りの左右南北に街が展開しています。 着いた初日の夕方に雷雨が降り、商店街に出店していたテラス席のレストランは全面休業しました。  その晩の夕食を近辺のテラス席で考えていたので困ったのです。  小やみになったので、まずは街を歩き様子を見ることにしました。  


ミネストローネ 滋味豊 暖かく 美味この上ない

●  暖かいスープがあった!                                            暫く歩くと煌々と明かりをつけたお店があり、飛び込んだら席を用意してくれました。  Menuを見たらなんとスープ類があり、ミネステローネがありました。  今回の旅行で最高に嬉しかった瞬間です。  念願のバジルソースのパスタも食べられた。  伊太利の家庭料理でしょう、気取ったところはなく、付近のお馴染みさんが多く通うお店です。  スッカリ気に入って4日連続行きました。  お店の女の子もスッカリ顔を憶えて呉れて、席の前を通過する度にサインを送ってきます。  今回は多くの女神に支えられ救われました(詳細はいづれ記事:15の僥倖 で紹介いたします)
●  色彩色豊かな絶壁の5つの港町 :トレンチ―メ                                             ジェノバから電車で1時間ほど郊外に行くと、トレンチメ(5つの岬)と言う5つの港町があります。 昔は海側からでしか行かれなかったのが、今は電車が30分間隔であります。 港で、小一時間ほど観光したら駅に上り次の駅に行きます。 とてもロマンチックな街と聞いていて期待していました。 浅草のように観光客でごった返しています、がっかりしたのです。  昼過ぎに大雨が降り観光客は大慌てで駅への逃げてしまい、スッカリ独り占めです。 ラクビー観戦用に持っていたポンチョを被り、悦に入って写真を撮りました。  
●  港町:フィッシュ&チップス                                                            とてもいい匂いがするので鼻を効かせて探ると、魚介のフライを12€で売っています、旨い!日本人だなーと実感しました。
●   欧米人は我慢強いのか?                             偏見かもしれませんが、欧米人は同じものを淡々と食べ続けます。  お昼のメニューは、バッケトサンドやピッザを飽きもせず毎日食べるし、皿料理も一品の量は多いのですが、淡々と飽きもせず食べ続けます。  日本人は贅沢です、恵まれていると実感しました。  麺料理はあるし丼はあるし、実に多彩です。  和食を食べないと我慢できない体質ではありませんが、ラーメン、うどんなどがないのは堪えます、普段日本ではほぼ毎日麺料理ですから・・・。
●   イタリアの食はホッとする                                   気のせいか中華料理のお店も多いかもしれない。 ジェノバの旧市街を歩き廻り「そろそろ昼食を」と思ったら、目の前に中華料理屋ありました。  品揃えや味付けは日本の中華と全く同じで、この店にも3日間連続で行きました。 

中華料理店主 テキパキ テキパキ

西洋人の大きなお尻周りに圧倒されていましたので、この中華店の女性店主はスレンダーで心安らぎます。 イタリアは多くの都市に行きましたが、Genoaは古びて灰色の街ですが<オアシス>のようで願う再来です。
● 次は、世界最高峰の美食の食材の街【アルバ】と赤ワインの王様【バローロ】です

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