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これからのインターネット社会において、誹謗中傷問題は無視できない。

 あなたは、自らの表現の自由をもって、他人に悪口を言うことを正当化できますか?

 我々日本人の表現の自由は日本国憲法において保障され、個人の自由に含まれるものです。

 しかし、すべての人間が全ての自由を保障されることはありません。法的に認められる自由は全て、他人に危害を及ぼさない範囲で保障されているものです。

 では、近日問題になっている著名人等への誹謗中傷を考えてみましょう。
 今まで見てきた通り、他人に危害を加える書き込みは全て、自由のうちに含まれず、場合によっては名誉毀損にあたります。

 しかし、根拠がある上で行われる正当な批判であれば、十分に許容されるでしょう。
 もともと名誉毀損は、根拠のない悪口や文句によって相手を傷つけた場合に成り立つことが多いです。

 これらのことから、インターネットと密接に関わる生活を送る私たちは、書き込みを行う際に、客観的な事実を十分に含んでおり、特定の人物等に対する人格否定等が含まれていない内容を作ることに注意する必要があるでしょう。

 民主主義の発展のためにも、多様な意見を世に出すことがとても大切です。健全で質の良い意見が増え、誹謗中傷に苦しむ人がいなくなることを願っています。

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