私がthe pillowsを好きになるまでの話 ②


進路

高校3年生になったタイミングで進路について意識し始めた
就職率の高い高校だったのもあったし勉強はしたくなかったからという理由で就職することだけは決めていた
たくさんの求人の中からの就職先を決めるのは凄い悩んだ、高卒の就活は1社しか受けられないため1つ落ちたら面接や試験がやり直しだったからだ
福利厚生や年に何日休みがあるかとか施設を出ないといけないため寮が付いている職場がいいかとか自分なりに悩んだけど誰にも相談せずに決めた。
就職先は某大手のスーパーにする事にした。
全て決めてからmさんに決めた旨を伝えた
mさんは一言「全部自分で決めたのか、すごいな」と言ってきた
自分の中では18歳になったら施設を出ないと行けなくてそれまでに自分で何とかしないといけないという意識を持っての行動は全て自分が苦労しないためにしている事で自分のためでしか無かった。

就職が決まった高3の3月に車の免許もとった
施設を卒園する子供たちはみんなとっていたし最初は自分で払うけど補助金が降りるとの事だったので車の免許を取得する事にした。

問題だったのは就職先の入社がギリギリだったからそれに間に合うように実技試験まで受からないといけなかったこと

配属先が決まったのも3月の中旬くらいで場所は横浜だった。
私はすごく嫌だった、当時埼玉に住んでいたからてっきり埼玉の配属先になると思っていた
知らない場所でこれから1人で生きていくことを考えなきゃ行けない事が18歳の自分には凄く不安な事だった。
実技試験当日ブレーキを踏まないといけない場面で踏めなくて不合格になった時は帰って部屋で号泣したのを覚えてる
横浜に行くまでに実技試験まで合格しないと、免許が取れないかもしれないと思ったからだ。
その後、休みの日に地元まで帰ってきて普通に取れたけど、笑

卒園する前にmさんに言われた「親は宛にするなよ」この言葉は自分の中で強く胸に刻まれた。







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