【就活体験紀】自己実現を追求せよ❗️〜理想を理想で終わらせないための就職活動〜

こんにちは。ギータです!
私はつい先日まで就職活動をしておりました。その経験について記事に致します。この記事が読者の方のお役に立てれば幸いです。

目次

  1. はじめに

  2. 就職活動での取り組みと共有したい学び

  3. 就活を終えた今・・・(現状と展望)

  4. 最後に

はじめに

自己紹介も含めて、自分が就活をした経緯とその結果について説明します。

私はギータと言います。24卒の大学生です。立教大学法学部法学科に所属しています。大学時代には法律の勉強に力をいれ、弁護士を目指していた経緯があります。そこから色々ありまして就活にシフト。結果、第一志望の企業に内定をいただいております。

そんな自分ですが、この就職活動をそんな簡単に終わらせられたわけではありません。それは自身の未熟さと向き合いながらも自己実現を追求したからに他なりません。ですので、これから述べる私の経験と学びは、自分の将来や幸せについて本気で考え、自分のその理想を本気で実現させようと思っている方に、ぜひ読んでいただきたいです!

就職活動での取り組みと共有したい学び

 私の就職活動の概要としまして、2022年10月初めから23年4月末の約半年間、業界を保険、不動産、人材、IT、コンサルの5つに絞って就活をしていました。しかしながら、最初からこれらの業界に絞って活動をしていたわけではありません。むしろ業界は幅広く見て、自分の軸に合うかどうかで就活をしていました。その結果がこの5つの業界になったというだけです。以下、その業界選びの件も含めて就活の一連の経緯について述べたいと思います。

 私が就活前の準備行動として一番最初にとった行動は、9月に大学のキャリアセンターへキャリア相談に行ったことでした。その後10月開催のキャリアガイダンスに参加し、本格的に就職活動を始めました。しかしながら就活中、私が多く活用したのは大学のキャリアセンターではなく、就活エージェントでした。9月頃に就活関連の電話を受けて就活エージェントを紹介していただき、そこで10月開催の就活イベントへの参加をセッティングしていただきました。就活イベントは、ジョブチャレへの参加や、intee・micoエージェント・キャリアチケットとの面談です。(ちなみにその1カ月後にもGrowthstageという就活エージェントも紹介してもらいました。)そして企業研究(説明会への参加)をたくさんしていく3カ月間を送ります。その間にも、キャリタスエージェントやリンク・アイという就活エージェントも活用して企業を紹介していただいたり、逆スカウトツールであるOfferbox・チアキャリア・キャリアチケット・Openworkを利用して色んな企業を見ていきました。自慢ではありませんが、結果として100社以上の会社を見てきています。そして良いと思った会社には選考へと進みました。この企業研究(説明会への参加)でいいなと思う会社とそうでない会社があったので、そこを深掘りして自己分析をしていくことで、自分の就活軸が明確になっていきました。そして、お客様の人生や社会においてより重要度の高い商材を扱う5つの業界に絞れたところになります。以上、自己分析・企業研究は常ながら、選考の対策と実施もぼちぼちと進めていくことになり、10月〜12月はとても忙しい期間でした。
 それから諸事情で1月の間は就活を中断し、2月から選考を再スタートしました。そして4月末に至るまでは、多くの面接を経ました。それでも最終面接に行けたのは3社のみ。そのうち2社はお見送りとなり、就活の中では面接が一番苦労したなと思います。
 しかしながら、結果として、自分の軸を明確に定めた上で、自分が一番活躍できると感じられた会社から内定を得ることができました。ずっと第一志望として掲げていた会社でしたので大変満足のいく形で就活を終えられました。

 この経験から学んだことはたくさんあります。その中でも是非これだけは覚えておいて欲しいというポイントが4点あります。

 1点目は「自己分析の出来次第で就活が成功するかどうか決まる」ということです。「成功」の定義として、自分が決めた就職先に対してどれだけ(強く)納得感を持つことができるかという意味になります。その「納得感を持つ」ためには、自分が就職先に対し何をどれだけ求めているのか、それによって何を実現させていきたいのかを理解しておかなければなりません。つまり、自分が仕事の中でどう自己実現していきたいかを見つけることが就活を成功に導き、そのために自己分析は非常に重要であるということです。

 2点目は「自己分析は分析するだけで完結するものではない」ということです。自分だけで自分を知るには絶対的に限界があります。そのため、企業研究や他の人とのコミュニケーションなどという行動をどれだけ積極的にとれるかにより、自己分析の質が変わってくるでしょう。したがって、今の持つ情報のみで主観的に分析するだけでなく、いかに比較材料(客観的な視点を含む多様な観点)を入手できるか、その行動力が就活成功の秘訣と言えるでしょう。

 そして3点目は、行動力に関する注意点が大きく2つあります。一つは、そもそも行動になかなか移せないという原因について。もう一つは、自己分析の中で常に意識すべき「思考と行動のバランス」についてです。
 一つ目について、行動に移せない原因としてやる気の低さと失敗への恐れがあるのだと思います。しかし、やる気は自己分析をしていくほど出てくるものです。自己分析をしていくと人生の目的がだんだんと見えてくるようになります。さらには、その目的を叶えるための手段として仕事があり、就活をどうすればいいのか見えてくるようになります。結局のところ、「やる気はやらなきゃ出ない」ということです。また、やる前から諦めたり躊躇して失敗に終わることを恐れる人もいるのではないでしょうか。そんな人に向けて言えることは一つ。「失敗しなければ成功しない」ということです。私も先述したとおり、最終面接で2回お見送りを受けています。他の企業でも複数回落とされています。それでも、その失敗を次に活かすようにしてきたため、第一志望の企業で内定を得られたのだと思っています。ですので、なんなら最後に勝ってしまえばそれまでの失敗はチャラになると考えましょう。このように、やる気と失敗への恐れに対しどう向き合うかが注意すべき点になります。
 もう一つについて、「自己分析をする際には分析だけをしてはならない。行動も重要だ。」と先述しましたが、やはり分析するということも大切であり、行動ばかりしても良くないというのが私の就活を振り返って思うところであります。まずは「自己分析について、これにゴールはない」ということを留めておきましょう。考えるだけをベースでいくといつまで経っても考えるばかりで行動できません。それでは自分の視点でしか自分を見ることができず、内容も自慢話のようになったり表面的なものになって面接はうまくいきません。そして逆に、行動(特に企業研究)に力を入れすぎると自分を省みる時間が取れずに勿体ない結果を招きます。実際に私もそんなことがありました。ここでの行動の目的はあくまで自己分析です。(勿論、行動には企業探しの意味も多分にありますが、ここではそれを一旦置いておきます。)この目的に叶わないやり方(過剰な行動のみ)ではいけません。したがって、思考と行動のバランスが自己分析の要となるのです。自己分析の中で内省をする際にはそれだけをやってもダメだということを意識し、一方で行動に移す時にはその行動に対して必ず自分を省みる時間を取るようにすることを意識しましょう。

 最後に4点目として、私の考える効率的な就活方法についてです。こちらについては、自己分析と企業研究の二つに分けて説明します。
 まず自己分析については2つのパターンを並行して行っていきましょう。それは、①具体→抽象のアプローチと、②抽象→具体のアプローチになります。①では、自分の過去を振り返り、最終的に自分の大事にする価値観を発見していく自己分析をします。②では、自己分析診断ツールや他己分析を通じて自分の強みとなるものを把握し、それが発揮された場面を具体的に深掘る自己分析をします。①②を終え、二つを反映させたある程度明確な就活軸を作ることができたら、次のステップに入ります。③将来の夢について考えましょう。そしてその夢の実現のために必要なことはなんなのか考え、それを満たす形で就活軸に反映していきます。以下、これら一連の作業についてより詳細に説明します。
 ①に関して、最初に自分の過去を振り返り、どんなことをやっているときが楽しかったか・活躍できていたか、長く続けられることができていたか確認します。過去を整理すると、自分のなんとなくの価値観あるいは軸が見えてきます。ですので、具体的なエピソードをもとに価値観あるいは軸へと抽象化しましょう。その後、その設定した自分の軸を他の人に伝えていきます。それこそ就活エージェントを活用していきましょう。軸を伝えてみると、その軸に合いそうな企業をいくつかを紹介してもらえます。企業の説明会を経て、良いなと思った点・良くないなと思った点があればしっかりと覚えておくようにし、深掘りをしましょう。このように、自分の過去(具体)と、価値観・軸や企業研究で感じたこと(抽象)との間を行き来して、自分がそう感じた理由を自問したり、キャリアアドバイザーと一緒に考えることをしましょう。そうすれば、自分の価値観を発見していけると思います。発見した価値観は就活軸に改めて反映させます。価値観を反映させた軸で就活をすれば、特に長期的就業へとつながるはずです。
 ②に関して、ストレングスファインダーや他己分析等から自分の才能・長所・強み・役割を見つけましょう。(才能については、単に強みとして活かされるだけでなく好きなこと・大事なことでもあったりします。その場合は価値観の発見になる場合もあります。)客観的な分析をするツールなどを使い、出た結果(抽象)から自分の過去(具体)と関連を見ていきます。つまり、それら才能等を具体的に活かせた場面があったか、振り返る、あるいは知り合いに確認することをします。これにより、単なる自慢話ではなく、客観的にも評価される強みを具体的なエピソードと共に理解することが出来ます。強みを発見・理解したら、次にそれを就活軸へと反映させます。この軸を元に、強みを活かせる仕事や場面がなんなのかを具体的に考えていきましょう。強みを反映させた軸をもとに就活をすることで、特に高い成果を出して活躍できることにつながると思います!
 ③に関して、この作業が就活軸をより自分軸なものにしてくれます。将来の夢を見つけたら、その実現のために必要なことが何なのか知ることができます。例えば弱みなどです。弱みの理解は、それを改善・克服できるような職場か、あるいは克服ばかりに力を入れずに他で補える職場であるかの判断につながります。したがって、将来の夢を叶えるために必要なことを理解し、それを就活軸に盛り込めば、就活軸は①②の時よりも自分軸で考えられたものになります。また、将来の夢を持つことで、その夢を実現させるようなキャリアプランを練れるかも考えられます。そこで就活軸と共に、本当に自己実現できる職場であるかを判断することができるでしょう。
 以上のやり方で自己分析をすれば、最終的には、企業規模も職業も業界も企業も全ての希望理由が就活軸で説明できるようになっているはずです。つまり、面接時に就活軸だけ覚えて臨めば、下手に暗記するよりもありのままの自分を表現できるので、成功につながります。

 以上が自己分析のパートです。続いて企業分析のやり方について、まず、求人サイトや就活エージェントの紹介や逆スカウトで気になる企業の説明会に参加します。
→説明会前にホームページに目を通しておきます。
→説明会内で印象に残った点を覚えておきます。
→得た情報を踏まえて定量的に評価し、気になる企業同士で比較できるようにします。
→説明会の復習・企業のホームページ・その他で企業の情報を収集していきます。その際に就活軸が明確であれば、その軸に合うような点をできるだけ見つけていく作業をします。
→志望動機について複数の要素が結びついた強い根拠となります。
→選考中も企業に対して自分の就活軸に合うかについて確かめるような質問を色んな切り口で行っていきます。(特に実態を知る)
→これにより、さらに志望動機が強固なものになっていきます。(あるいはマイナス面が見えて弱くなることもあります。)
→同じくらい高い志望度を持つ企業があれば比較しましょう。
→第一志望や第二志望などの順位について可能な限り明確な違いを理解します。その際、企業の選考状況によって理解度に差があり比較しづらい点もあったりしますが、その時点で明らかなことだけを元に判断しましょう。
→最終的には強い意志を持って第一志望に臨みます。第一志望でない会社の面接ではその企業よりも高い志望度で望んでいるものについては一旦忘れて、目の前の会社を第一志望見込みとする意識で臨みましょう。一連のことをしておけば、自分のやりたいことがなんなのかを理解するための情報も得られますので、自己分析と並行して効率的に就活を進められることでしょう。以上、企業分析パートでした。

就活を終えた今・・・(現状と展望)

 私の理想は「関わる全ての人の役に立てる人間になること」です。そのためには今後10年間で「人に寄り添える人間」かつ「人に頼られる人間」になります。そのための成長をしていきます。就活を終えて、私はやっとその理想への第一歩を遂げることができたと思っております。つまり、まだスタート地点に立ったばかりなのですが、とりあえずやっとその地点に立てたという安心と歓喜で満たされています。それも日頃より支えてくれる家族や友人の存在、そして半年もの間付き添っていただいたキャリアアドバイザーの方々のおかげです。大変感謝しています。私はこの高いモチベーションと感謝の気持ちを胸に、理想に向かって現実的な計画を立てて、実行していきます。実際に理想実現のために必要な社会経験を早めにスタートすることができています。最後の大学生活だからこそ出来ることを皆さんもやるようにしましょう!

最後に

 一番伝えたいことは「後悔しないように本気で自分と向き合おう」ということです。就職先を決める覚悟についてですが、就活生で優秀な人は複数内定をもらうこともあるでしょう。しかし、そうでない人もいます。そういう人にこそ、私は「第一志望と明確に言える企業にベットすべし!」と伝えたい。第一志望に対する温度感的にも「自己実現をするためにはこの会社しかあり得ない」と思えるほど熱い方が良いです!これはあくまで私個人の感覚なのでアドバイスとして間に受けることはおすすめしませんが、かなり慎重な性格である私でも最後は覚悟を持って意思決定をし、それは成功に終わりました。ですのでぜひ、決意を力に変えて臨みましょう❗️

*inteeのサービス紹介
 複数回のセミナーに定期面談、多くの求人数を扱い紹介してくれた就活エージェントです。選考pickerという選考中の企業の情報整理・比較ができる便利なツールもあります。そして何より、就活生の自己実現を本気で考えくれる就活エージェントになります。inteeとの出会いなくして、自分の就活の成功はありませんでした。改めて深く感謝しております。

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