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みっきーのリアル登山者の端書き #474『妙高山』

高速道路を長野から新潟に抜けるときに左手に大きくそびえる高い山、それが妙高山です。

妻の実家に帰省するたびに走行中に見上げることになるこの山に特に強い感慨がある理由は、逆に上から高速道路を見下ろした経験があるからでしょう。

妙高山は高速道路沿いに高くそびえており、山頂も岩場で開けていたので真下を走る高速道路などがよく見える山でした。

高い山=奥まった山であることが多く、あまり人工物との縁を感じる機会は少ないのですが、妙高山については高速道路がよく見えていたので覚えています。

あとは登りでの体験がなかなかきつかったからでしょうか。

そのとき使ったのは火打山との二座登山で、高谷池ヒュッテからのアプローチとなりました。そうなると妙高山山頂にたどり着くためには一度谷を降り、そこから急斜面を登り上がることになります。

予め地図で地形予測をしたときから「これはキツい!」と思っていた登りでしたが、なんとかそれを乗り越えての山頂でしたので、そうしたこともこの山を印象付けているのかもしれません。

身近に山頂がうかがえること、その山頂へのアプローチがきつかったこと。
その2つが相まって、この山が見えるたびに「あぁ、ここ登ったんだよなぁ」という気持ちが自然と湧いてきているのかもしれませんね。

見上げる山々にそうした思い出を一つ一つ繋げられることも、登山の楽しみに一つですね!

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