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自分軸が無いと迷い続ける時代に。

これからの時代は自分軸が必須になります。

今までの、周りと同じが良しとされる価値観ではなくなるということです。

そして、自分軸が無いと迷い続けることにもなります。


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何か行動を起こすとき、就職でも人間関係でも恋愛でも、
これから先「絶対に正解」という答えは人それぞれ違う時代になるから。(もうすでになっていますが、本格的に始まります)


それには自分で自分の好き嫌いを判別して、自分で自分を尊重していくという「軸」が必要です。
誰かに認められるから、誰かがそうだからではなく「私がそうしたいから」という軸です。



自分軸って?

自分の意志を自分が尊重できること。自分が思う好き嫌いを、ちゃんと知っているということ。そして、その意思を表現できることです。

誰かに評価されたいから、愛されたいからこうするではなくて、私がやりたいからやるという自己完結ができること。



自分軸の落とし穴

多くの場合、自分の好き嫌いを表すことで無意識にそれを相手に求めることが起こります。

私はこれが好き、こう思う、こうしたいが自己完結ではなくて相手に要求している状態。

この原因は自分で自分を満たすことが出来ていないからです。
ほかの人に埋めてもらおうとしてしまうのです。でも、すればするほど埋まらない。

自分を満たすことは自分でしか大人は出来ません。




自分軸と思いやり

自分軸というと自分勝手で思いやりがないというようなイメージを持たれることもあります。
でもこれは間違いです。


そもそも自分軸がなかったら健全な思いやりを持つことはできません。自分軸が無い状態の「思いやり」はおせっかいですね。
そして、自分軸が無いからこそ見返りを求めることになります。


自分軸があるからこそ本来の「思いやり」が可能なのです。


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正解探しで迷わない

これからは特にたくさんの選択肢であふれる時代になります。

そうなったとき、情報の判別をするのも行動に移す移さないも「私がしたいから」という自分軸が必要です。
軸が無いと、人に勧められたから、誰かにこういわれたから、といって決めることになります。
その結果、もし自分の理想通りでなかった時にどうなるでしょう?


今こういう状態になったのは、この情報のせい、誰々のせいと全て「自分以外の誰か」のせいになります。

これでは上手くいかないのは当たり前です。


だって、情報を判別するセンサーも何かを決める基準も全て「自分」が持っているのにそれを無視しているわけですから。

自分の答え以外のものを採用して、思い通りの結果が出る方が奇跡です!


今後は、幸せという漠然としたものも、普通、豊かさ、仲良し、仕事の良し悪し全てたくさんの答えがあっていい時代になるのです。

その多様性の中で頼りになるのは、自分の好みや自分の選択です。

だから、自分軸を育てられないと迷子になり続けてしまのです。



健全な自分軸のために

自分軸は時と共に変化していくものです。私自身10年前の好みと今の好みでは大きく変わっています。
だから、完璧を求めず常に変わるものであるという視点でいること。


そして、周りの意見を採用し続けてきた人生が長いと、そもそも自分の好き嫌いがわからないということもあります。
それは、そのセンサーが弱くなっているだけなので気長にコツコツと自分の好き嫌いや想いを様々な場面で確認していくことが必要です。

決して人と比べることはしない。
全くしないというのも難しいですが、比べているなと気づいたら辞める、これだけでも十分です。自分が自分にエネルギーを注ぐ、自分を見ることに時間もエネルギーも使いたいですね。


好き嫌いは、自分がこうしたいと「誰かに」主張するものではありません。会話の中で「表現」することはあっても「主張」する必要はないのです。
自分軸や自己肯定や自愛という概念の中ででの多くの方がつまずいてしまうのがこの部分です。
(過去のコンサルでも多くの時間を費やした部分でもあります。)

特に恋愛や人間関係では「私はこう思っている」を表現することと勘違いして要求してしまうことがあります。こういう場合の「こう思う」はほとんどが自己完結できるものなので誰かに求める必要はないのです。
その「こう思う」を自分の中で何に繋がっているのか見ていくことで、本来の形で「表現」できるように自然になります。


そして大事なことは、自分の好き嫌いや想いを表現したり行動に移して終わりではなく、その時に「何を感じたか?」です。

「好きだと思っていたけれど、それほどでもない」とか「思っていたよりも大切にしているものだった」とか「それがきっかけで別のものが見つかった」というように、ただ単に好き嫌いという判断だけでなくそれにどんな感情が伴ったのかが1番大事なのです。
その「こう思った、こう感じた」がさらに豊かな軸を育ててくれるものになります。


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私自身、自分軸という言葉を知ったのは13年前ですがそこから完璧だと思ったことは1度もありません。
でも軸自体を認識していなかった時から比べると格段に生きやすくなりました。特に会社員時代はそれを感じていました。


これからの時代は会社員ということすらマイナーになるかもしれませんが、人間関係だけでなく、自分の理想とする人生ややりたい事実現させたい事、ほんのちょっとのチャレンジをしていくことに大きな力を与えてくれます。
そして他人軸と自分軸では結果も変わり、その先の行動まで(=人生)まで変わってしまうもの。


今後、2020年12月後半からは「時代の枠」としても自分軸で生きる人が応援されやすくなります。社会の在り方もそう変わっていきます。

1度躓いてしまっかたも、そうでないかたも、自信を持って自分軸があると思える方も今確認することが、幸せな新しい時代への1歩になっていきます。