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自分の可能性


好奇心の塊だった。なんでもやってみたかったから、バレエ・ピアノ・絵画教室・水泳教室。幼稚園から色んなこと楽しんでた。

家に帰れば母親をつかまえて、学校であったことを逐一報告するから、母は手に取るように教室の先生や友達のことがわかったわと言う。
勉強も普通一般できたから塾にも通わせてもらい真面目に学んできた。

ところがいつのまにか大きくなるにつれて前に出れなくなった。なんでもやってみたい!という気持が自信のなさに変わっていった。

療法を学び施術を習得して資格をとり、サロンを立ち上げたのちに、東京に飛び出した。ほとんど何も持たず5.7畳のワンルーム。そこからジェットコースターの人生が始まった。

できなくない。やろうと思えば実行できた。施術やイベント開催を繰り返していくうちに少しずつ自信が出てきた。自分には才能がないのか?それともあるの?やることで見えてきたのは可能性はあるということ。0はありえないから、もっといえば、打ち消そうとする闇の要素さえなければ才能はどんどん開拓できる。それでもまた挫折がやってきた。人間不信。師の他界、コロナ。

闇とは行く手を遮る人、遮る環境、タイミングの悪さ、そして己を否定する自分自身だということに気づくことになる。それに気づき克服しようとたちあがったのは、ほかでもない片割れにであったから。挑戦状をつきつけられたのだ。やるのかやらないのか?
こんな恋ってあるの。自分の可能性の扉を開くことになる。





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