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(なんでこの人がうつむくんだろう?なにか私は気に障ることいったのかな?)

片割れさんを前にして、私はそう幾度となく思った。

私が〇〇が好きというと、じゃあこれ紹介するよ、と教えてくれるのはいいけれど、なんとなく会話が進まない…。

(どうして暗い顔するのかな?)

"山に行きたい"とか"美術館に行きたい"もそれを聞いてもどうも変な様子。

今にして思えば、そういった会話じたいが片割れ氏のココロの中でなにかしら思うところがあって、でも言いだすことができない何かがあったよう。

よくわからないがどうも事情がある様子。

でもそのときは、嫌われてるのねと思うんだな。そうかな、いやまてでも優しい人だし気が合うし。でも何回もそのオーラ感じる…。背中からも感じる…。やっぱり嫌われてる。そうに違いない!

・・・ってバカバカしいほどにネガティブなんだよね。

ふと思えば自分も同じ様に、人との会話で突然過去の苦しいことを思い出して、とたんに気分が暗くなることがあったわ。表向き楽しそうに振る舞えば振る舞うほど、キッツいことになる…。

これって潜在意識のブロックなんだ。人のことは、なんでも受け入れられるキャパがあるようでいて、自分の潜在意識のブロックがこんなに自分を苦しめてるなんてー!

だけど同時に私はその時こうも感じた。


「幸せになろうよ!ね?一緒に幸せになろう!!」


私はずっと前からこんな思いがあった。人のちからになってその人を幸せにしたい。その思いがいまのセラピスト、ヒーラーの仕事につながってる。あっという間に時が経ってるけど過去のどれをとっても不思議な縁があって今がある。

けれど、本当に私がしたいのは、

愛する人を癒やしたい


ということだった。もっとも大切な人を好きなだけ癒やして思い切り愛したい!!

そんなだいじなことようやくようやく私の中で焦点があったのは、愛する人と一緒になることを

"恐れたり"
" うたがったり"
" 見ないふりしたり"
"逃げたり"

してきたそのことにはっきり気づいたから。

さんざん遠回りしてもう人生残り少ないんですけどーとなってようやく……!!!

(果たしてまにあうのだろうか…??)

もうそんなこと言ってる場合ではなかった。たいせつな人を愛さなければいけない。大切な人を癒やしたい。そのために生まれてきたのにー!鏡のような片割れさんがそのことを教えてくれた。私と同じ様に片割れさんも胸の奥にふかい傷を抱えて生きていたのだ。

自分を癒すこと。それすなわち片割れさんを癒やすことになる。

そのことに気づいたとたんに怒涛のような毎日が始まったのだ!!

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