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『厭離穢土欣求浄土』徳川家康の想い

こんにちは、もなこです。
昨年2023年の大河ドラマ『どうする家康』は皆さんご覧になりましたか?
松本潤さんが家康役を好演されていたのが記憶に新しいですね。
観てない方も、長くないので軽い気持ちで最後まで読んでいってください♡

さて、タイトルの『厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)』ですが、徳川家康が旗印にしていた言葉です。
意味としては、「極楽浄土に往生する(生まれ変わる)ことを心から願い求めること」です。

<経緯>
菩提寺である大樹寺にて、敵に囲まれた家康が先祖代々の墓所の前で自害しようとしました。そのとき、寺から出てきた登誉上人が「代々松平家は平和な世の中を創ろうとしてきた。その想いをあなたは断ち切るのか?」といさめて「厭離穢土・欣求浄土」を授け、平和国家建設に邁進するよう励ましたと言われています。
元康(家康)はその言葉に勇気づけられて”生まれ変わり”、墓前に大願成就を誓ったそうです。

ドラマでも「この苦悩に満ちた穢れた世をこそ浄土に」と決心しているシーンは、とても心に響きました。

やはり人間というものは底の底まで行った時こそ、変化が起こるタイミングなのですね。



「今俺(わたし)底だわ~」という方がいたら、底をしっかり味わったとき、抜けるときを迎えられるのかもしれません。
適当なこと言うなと言われるかもしれませんが、わたし自身も闇が深まったあとに、光が差し込んだと感じています。

この苦悩に満ちた現世をこそ、浄土に。

もなこの解釈


家康はあのとき、状況は変わっていませんが、考え方が変わったのです。

視点が変わったことで、歴史に残る人物へと大成していきました。

そんな家康の想いがあったからこそ、今の平和な日本がある気がしています。

今のあなたに響く言葉となりますように。



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