アップダウン読み取れない
わたしはメンヘラというかメンヘルというか、まあただの、精神障害者です。病名は双極性障害I型。お手帳は1級、年金で生活しております。今年からB型作業所というところに週2で通い始めました。それまではほぼ10年以上は引きこもっていた家を城にするプロです。双極との付き合い方もずいぶんわかってきたので、以前より暮らしやすいです。しかし、少しだけしかよくなっていない、感情ジェットコースターをどうコントロールするか、それが今一番の課題です。ジェットコースターというだけあって、安定していない時は、5分前までは笑って会話していたじゃない!と自分でもわからないほどに、急下降します。胸が押さえつけられるように息苦しくなり、不安で脈拍が上がり、感情がわからなくなり叫びそうになるのを必死に止めると吐き出し口がわからなくなり、前触れもなく涙がこぼれ、嗚咽を漏らします。「感情失禁」と医師に過去に言われました。
【感情失禁】
感情失禁は情動失禁とも呼ばれるもので、感情の調節がうまくいかず、泣いたり笑ったり怒ったり、といった感情を過度に出してしまう状態。 症状が出ている本人も、なぜ過度な感情が出ているのかわからない
という、実に厄介な波を私は持っているので、何もないのに急に不安に襲われるけれど原因となるようなことはない、や、急に悲しくて泣いてるけど、なんで悲しいのか、何が悲しいのかわからないのに泣いている。という、本当になんで?と自分がわからなくなるものです。ちなみに、この感情失禁、脳のバグで、認知症の方などがなりやすいらしく、現在直す方法がありません。安定剤飲むしかないです。あと、大人しく寝る。そう簡単に眠れたらいいのですが、イソミタールという気絶の粉薬が製造中止になってしまったので、気絶するようになることもできません。なんなら生活リズムがバグって最近睡眠時間が10時間をこえないので不調です。(わたしは過眠傾向にあり、ちょうすっきり起きれるのが10時間からです)
過眠のの話はどうでもいいね。感情失禁。それが問題です。アイツとやり合うためにはいったいどうしたらいいのかと。急に訪れて土足で乗り込んでくるので、先手で防ぐのは無理です。コントロールするのは落ち着かせるのを早めること、つまり頓服をすぐさま飲み、思考を一旦切り替え、違うことに集中することが大切です。そこで登場するのが、心の安定剤、BLCDです。ドラマCDやシチュエーションCDでも可です。とりあえず、迅速にその時聞きたい声を考えて、その声優さんの声を耳から脳に直接叩きつけることが必要です。何度も聞いているCDを選びます。BGM感覚なのですが、音楽にしないのは、音しか入ってこなくて逆にマイナスの思考が進むからです。朝とか頭の中で曲がぐるぐるしてる時とか、雑踏の中では音楽の方がいいです。聴く曲声優さんのキャラソンだったりアーティストとして出している楽曲だったりアニメソングだったりと、これもまたオタク趣味全開のものを聞いてます。たまに邦楽聞いて、アニメや声優オタ系じゃないような、「推し」のことを思い出して懐かしく思ったりします。
そんなこんなで、徐々に精神を落ち着かせていきます。泣き虫で、留守番ができないほどに1人が嫌だったころの5歳児だった頃から、31歳児に戻すのです。
短く済むか、長引くか、それもまちまちなので、どうにかちょうどいい感じの時間で感情失禁から抜け出せるように気張ってるところです。
それとは別に、繊細メンタル打たれ弱な自分が出てくる時もあるので、それも厄介です。打たれ強くなりたい、引きこもりです。表は出ろこの野郎!
双極性障害と言っても、一概には言えず人それぞれで、その上また違う症状も出るので、精神病は厄介だなあ…と思いつつ、今日も今日とて暮らしております。
では、あまり寝てないので、そろそろ寝ることにします。
みなさんいい夢も見ないほどの熟睡を。
おやすみなさいまし。
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