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中学受験は子供にとって幸せか

こんにちは。
今大学でフランス語の難しさに頭を悩まされているスグルです。🤷‍♂️🤷‍♂️🤷‍♂️
自分は中学受験大学受験をともに経験し現在都内の某塾で中学受験生を教えています。


子供の将来を思ってSAPIXや早稲アカなどの中学受験専門塾に入れたのに子供がしんどそうに勉強して本当に子どもの未来のためになっているのだろうか?小学生のうちは同級生と遊ばせて中学になったら勉強させる方向の方がいいのではないか?という悩みがあると思います。

結論から言うと、
子供は、今はめちゃくちゃ嫌だけど将来的には親に感謝します。

私自身、兄弟が中学受験をして私立中学に入学していたのでその流れで中学受験を小4の時にS〇PIXに入塾して3年間勉強漬けの日々を送っていました。入塾したての頃はまだ学ぶことすべてが新鮮で楽しかったのですが、小5あたりから毎週の膨大な課題と長時間の授業にだるくなりはじめ勉強がしんどかったです。今でも覚えていますが特に国語の授業は先生が怖かったので熱心に聞いているふりをし、宿題は解答を写していました。(~_~;)

 ↓当時最後シールが溜まらず悔しかった思い出。


勉強が楽しいと思うことはたまにはありましたが(マンスリーの成績が上がる時とか)、基本勉強がしんどかったです。
また集団塾だと基本先生が板書して解説するだけなので学習意欲が刺激されずに好奇心が薄れるんですよね。得意な科目はそれでも楽しいのですが苦手な科目はさらに嫌いになるっていう悪循環でした。

塾入塾→宿題たくさん出される 受け身の教育→勉強しんどい→日々が辛い

このような流れでした。


ですが中学受験から約7年たち社会のことや将来のことが見えてきた今当時中学受験してよかったって心の底から思えてます。

職業を選ぶ際に必ず学歴が必要で、それがないと安定した職に就ける確率が下がるということを実感しているので小中高時代に勉強することの大切さを理解していますが当時は親に言われてはいたものの遠い先の未来過ぎて実感が全然沸いてなかったです。
中学受験生の指導をしていて思うのがほとんどの生徒が将来など一切考えていないし何のために受験をしているのかわかっていません。けどこれはしょうがないことです。小学生の段階で自分の人生を客観的に俯瞰するなど無理がありますから。彼らは成績が上がると親に褒められたり友達に自慢できるっていうのが勉強のモチベです。

だからこそ塾という環境に意味がある。

大人になったら自分の将来の選択肢を広げるために資格の勉強を自分で計画を立ててすることができるが、子供にはそんなハードなことはできないから塾という背中を後ろから常に押してくれる環境に入るべきなのです。
塾に入れば勉強がしんどい時ややる気がわかないときでもとりあえず塾に行き勉強をするので一歩前に進むことができます。
子供はいまは勉強している意味が分からなくても将来大人になったら必ずあの時勉強していてよかったと思える日が来ます。私も大学に入ってからそう思うようになりました。

今お子さんが中学受験塾に通っている方は、お子さんが
「今はしんどいけど今後やっててよかった。」
と思う日がいつか来るはずその日が来るまでそっと辛抱して待っていて欲しいです。




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