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フォンテーヌ 過去の人物と出来事 「水仙十字」関連 (4/20更新)


※考察と言うより、断片的な情報をまとめた辞書が目標です。
※完全にネタバレ
※多分間違いもあります。


人物視点で整理−1


まずは人物視点でまとめていきます。複数の世代が登場しますが、ストーリーの軸になるのはアラン・ギヨタンとその世代なのでそこから。

アラン・ギヨタン


男性。フォンテーヌ科学員創設者、天才。
セイモアなどのクロックワークの発明者
およそ400年前の人物(機構の平歯車)
水仙十字院→自然哲学学院
養父、マリアンとともにかつての友人ルネ、ジェイコブと再会(古い日誌②@自然哲学学院)
ルネとジェイコブの養父を見つける(古い日誌②@自然哲学学院)
宝石と磁気テープの回路を元にした思考マシン(古い日誌①@自然哲学学院)、ルネと共同でプライマルメカの研究、対消滅現象の制御に成功、機械運動学の研究に移行
→ファントムハンター(=マレショーセ・ファントム)に引き抜かれる(古い日誌④@自然哲学学院、ファントムハンター傑作の序曲)
→フォンテーヌ科学院

ルネとは違う道で意識の分離を研究。
機械体に自分の意識を宿らせた。(不思議な本のページ12)
ファデュイ執行官「傀儡」か?

マリアン(マリアン・ギヨタン)


女性。アランの妹。
水仙十字院→自然哲学学院
→マレショーセ・ファントムで働く。
マレショーセ・ファントムでの最後の任務は水仙十字結社の潜伏者を取り締まること。セイモアとともに任務を行っていた。
エリナスでジェイコブと遭遇、そこで瀕死に。
ゲシュタル塔に運ばれ、リリスと同化。

カーター

自然哲学学院
アランの助手
ある時期から体調を崩し、治療を始める(古い日誌①@自然哲学学院、古い記事@自然哲学学院)
瀕死状態に。ー>リリスと同化?
ルネが「儀式」の最初の実験台となり、カーターの意識を抽出した。(不思議な本のページ9)
おそらくヒルチャールの肉体に結合された。
ー>キャタピラー?(推測)

ルネ・インゴルド(ルネ・ペトリコール)

幼少期
ポワソン町に育つ。
父親はルノー・ド・ペトリコール。(サーンドルの渡し守)
ポワソン町包囲で両親を亡くす。
その後水仙十字院へ送られる。

自然哲学学院に入る前(根拠は不思議な本のページ・2”アランはすでに・・”)
スメールでカール・インゴルドとジェイコブとともに調査を行う。(ルネの調査ノート@甘露花海、不思議な本のページ7)
変わった体質を持っている(ルネの調査ノート)
「副院長」にスメールにおいていかれた。
「意志」の抽出方法を思いつく(ルネの調査ノート)
スメール調査がエリナス探査より前である根拠:不思議な本のページ3”前に砂漠で・・”より灰色の固まった獣域ハウンドをすでに目撃している
「世界式」を導き出す(不思議な本のページ・1)
「金色の劇団」が残した魔法の術式(密合の契印)を発見
ジェイコブとともにエリナス内部へ

自然哲学学院でアラン、マリアンと合流
「劇団」の話(古い日誌①@自然哲学学院)
ジェイコブの力を引き続きテスト(不思議な本のページ・3)
獣域、獣域ハウンドを命名(不思議な本のページ・3)
アランと方向性の違いでジェイコブと共同で別の研究を始める(古い日誌②、古い日誌⑤@自然哲学学院、カノティラ任務中”アランも手を貸してくれるはず→彼は手を貸してくれそうにない。”)
「啓示の書」を作る。

「災禍」のあと、「すごいもの」を手に入れる。
カーターの治療を試みる(古い日誌⑤@自然哲学学院)
黒泥の研究
ペトリコールへ行き、遺跡の視察を行う。
ここで自分たちの起源(純水精霊であること)に気づいたと思われる。
水仙十字院を訪れる。
古代の儀式の研究。四象限円環と奔流の木

リリスを連れ出し、ゲシュタル塔に移す。

ルネが最初の切り離しの実験台に。
現実ではかなりの時間が経過、ナルツィッセンクロイツとなる。
ー>水仙十字任務終盤で登場。

アランとマリアンの義父、および執律庭に対して両親を殺された?恨みを抱いている(不思議な本のページ2)→参考:エドワルド・ベイカー、ギヨタン、ポワソン町包囲


ジェイコブ・インゴルド(ジェイコブ・ベイカー)

ポワソン町に育つ。
父親はエドワルド・ベイカー。(サーンドルの渡し守)

自然哲学学院
ルネと共同で研究
変わった体質を持っている(ある時期に変化?)(古い日誌⑤@自然哲学学院)
スメールで大人にも勝てる力を獲得(ルネの調査ノート)
エリナス内部にルネとともに入る。(不思議な本のページ2)
エリナスの血肉を食べさらに力を得る。(不思議な本のページ3)
原始胎海の研究(魔神任務ヴァシェのノート)
現在の彼が求めているのは真なる「平等」「意志」の解放
「「世界式」が約束された時間が間も無く訪れる」(任務中会話)

ゲシュタル塔上部で終末時計に潰され死亡?

セイモア

プロトタイプ4ACV07。アランが開発したクロックワーク人形。
マリアンを守るために作られた。
エリナスにマリアンとともに水仙十字結社の確保のために行く。守ることに「失敗」。
その後マメールと出会う。

アン(純水精霊)

純水精霊の「マリアン」が作り出した虚像のひとつ。(プティ・シュちゃんなどの幻霊と同等の存在と思われる)
任務を通して独立した存在となる。

キャタピラー

人間の意識を宿したヒルチャール。水仙十字結社で作られ、結社メンバーに。メロピデ要塞に収監されていた。
おそらくカーターの意識が宿っている。
初登場はスメール花海の任務「画家漂流記」
備考:画家漂流記において、ジュリアンは色盲だったがキャタピラーの力で本物そっくりの絵をかける能力を得ていると言っている。

リリス

純水精霊。水仙十字院の院長だった。
エゲリア時代から残っていた恐らく最後の純水精霊。

人物視点で整理−2

一つ上の世代について(年齢差があっても関わりのある方という分類です)

バザル・エルトン

元海軍司令。女性。
スポンジアン号の船長。(かなり古い日誌@水仙のアン任務中)
退役後水仙十字院の副院長に任命される。(かなり古い任命状@水仙のアン)
エリナス追跡中に海獣との戦闘の末沈没(破れた日誌@孤帆幽影、ファントムハンター老兵の容貌、古い記事@自然哲学学院”バザルの墓参り”)
沈没当時の船員は水仙十字院の子供達(孤帆幽影戦闘中テキスト)

参考:タイダル・シャドー、鉄甲熔炎帝王
備考: 彼女の名前の由来はラヴクラフト「白い帆船」から。孤帆幽影中のテキスト、「カティリヤの…」も同作からの引用。

カール・インゴルド

記者。男性。
ルネとジェイコブの養父(古い日誌②@自然哲学学院)
パルジファルの知り合い
ポワソン町とフォンテーヌ廷の間を交渉の伝達のために奔走(ファントムハンター裁判の刻、サーンドルの渡し守)
記者を辞職後、探検家として別の国へ(この間にパルジファルの決闘裁判)
バザルとの約束(水仙十字院メンバーの記念写真を撮る)に応じて数年後に帰国
「マジック」によって少女(パルジファル)に助けられる。
(ファントムハンター裁判の刻)

パルジファル

「大魔術師」女性。妹(もしくは姉)がいる。
本名ではない。コペリウスの芝居に登場する義賊から名前を借りている。妹もしくは姉が助手ジョセフィーヌを名乗る。(始まりの大魔術)
ポワソン町包囲のとき(?)、ジョセフィーヌ役の少女が亡くなる。(始まりの大魔術)
「予想外の犯行」の結果、マルフィサとの決闘裁判が最後の戦いとなった。
(カール・インゴルド救出と関係?)
(ファントムハンター裁判の刻)

備考:このコペリウスの芝居に登場するパルジファルだが、そのモデルであろう人物は旧モンドの義賊パルジファル。ダークアレイシリーズや、沈淪の心のストーリーに書かれてる人物。ジョセフィーヌは彼が想いを寄せた青い瞳の美女がモデルと思われる。(古い考察日誌3@ドラゴンスパイン、ダークアレイシリーズ)

マルフィサ

決闘代理人。出自に特徴がある(裁判の刻)。
槍使い、昔エマニュエル・ギヨタンと剣を交えたことがある。(正義の報酬)
「大事な人」を決闘で殺した?(=パルジファル?)
その後ギヨタンを追う。(正義の報酬)

エマニュエル・ギヨタン

ファントムハンター、男性。
昔は剣客だった。(正義の報酬)
奉公時に負った傷でマスクを被り、口がきけない。酒に溺れる。(老兵の容貌、忘却の容器、正義の報酬)
アランとマリアンをバザルから預かる。(老兵の容貌)
ポワソン町包囲を指揮(ファントムハンター狩人の胸花、忘却の容器)

疑問点:忘却の容器の中で、水仙十字院で子供時代を過ごしていることを思い出しているが、時系列的におかしい気がする。要検証。

エドワルド・ベイカー

男性。
ジェイコブの父親。
サーンドル河の紛争をまとめていた。
サーンドル河の整備に反対した結果、砂漠への流刑が決まる。(当時メロピデ要塞はない?)
護送中にモン・オトンヌキの盗賊たちに助けられ、ともにポワソン町を占領。執律庭の人間を人質に取り、理不尽な要求をした。
ファントムハンターの介入で抑えられる。(サーンドルの渡し守)

ルノー・ド・ペトリコール

ルネの父親。(サーンドルの渡し守)
名前からして、ペトリコール生まれの家系と思われる。

未分類

ドワイト:忘却の容器
ラスク:老兵の容貌
レオン:”新任の最高審判官…、レオンの小者たちより…”(古い記事@自然哲学学院)。地名や組織名の可能性あり

出来事から見る

ポワソン町包囲

エドワルドたちがポワソン町を占拠、執律庭を人質に取った事件。
結果的にはエマニュエル・ギヨタンが指揮するファントムハンターによって抑えられたが多くの犠牲があったものと思われる。
ルノー・ド・ペトリコール、ジョセフィーヌはこの事件の時に死亡?
(サーンドルの渡し守、始まりの大魔術)
この時サーンドル河とポワソン町との関係が構築されたと思われる。

聖遺物「水仙の夢」

旅中の花

”院長は諸悪の根源を断つために、姉妹たちの一緒に旅に出た”
純水精霊が散り散りになった時期のことと思われる。
"副院長は戦うための船へと乗り込み、水の中で最期を迎えた"
バザルの最期。
”あるものは精密な仕掛けと…”
アランのこと。
"またあるものは、..中略..常理を超えた旅に出た"
ルネ(とジェイコブ)のことと思われる。
"またある者は今も、枯れた花を大事にするように..懐かしんでいる"
マリアン

悪しき魔法使いの羽杖

不思議な本のノート7で言及されている。
水仙十字院の写真にも羽のついた帽子を被ったバザルが写っている。
副院長=バザル

水仙の一瞬一瞬

"この懐中時計はもともと、機械に夢中な小さな勇者が、…作ったものである。最終的に、この懐中時計は送られた相手とともに、すべてを溶かす原初の水へと落ちていった。"
ルネはアランから懐中時計を贈られており、そのことだと思われる。(不思議な本のページ2)なので、ルネの最期は原始胎海の水に溶けたと推測できる。

”「ある勇者たちは、姫から預かったある宝物を守っている。その宝物とは、清く澄んだ一滴の水だ。」”
”「うーん、・・・なんて名前がいいかな?こうなると知っていたら、あなたの名前は今日まで取っておいたのに。あなた、誰かいい友達はいない?」”
”『友達・・友達なら、一ついい名前があるわ。この子にピッタシだと思う。』”
二人の会話、おそらく前者がマリアン。後者はバザル?。
この時命名した名前が「アン」であり、水仙のアンに登場する小さな純水精霊。

勇者たちのお茶会

”背の高い純粋な院長”
純水精霊の院長リリスのこと。

悪龍の片眼鏡

"すべてを溶かす裂け目に身を投げる前、悪竜は勇者との過去を思い出した。"
”「ああ、俺は恨まん。お前は俺の見た景色を見たことがないのだ。だから、俺を止めようとするのだろう。」”
”「星々からきた獣は、世界の羊水を飲み干す、それからまた100年後、地上のすべての命は消される。」”
”「俺は必ず戻り、すべての魂を救おう。十年経とうと、百年経とうと、俺は新たな宇宙として生まれ変わるだろう。」”
”だが、悪竜を打ち倒した勇者もまた、長い戦いを経たことで、もっとも大切にしていたものを失くしていた。”
”そして残りの人生で、彼は元素以外のエネルギーと機械で動く王国を作ったのだ。”

ここでいう悪龍はルネ、勇者はアランのこと。

用語・地名から見る

水仙十字院

孤児と犯罪者の子供のための養護施設。
名前は前世代の遺跡の場所に位置しているため、それが由来。(かなり古い記録@水仙のアン)
海に沈んだ。
前世代の遺跡の場所が名前の由来ということなので、レムリア文明のなにかに水仙十字という言葉などが用いられている?

自然哲学学院

ルネなどの水仙十字院の子供達が多く所属。
「水仙十字結社」の活動の中心だった。(古い調査報告@自然哲学学院)
災禍の後、学院は封鎖される。
ルキナの泉付近に移転。(当時歌劇場は建っていない)(古い記事@自然哲学学院)

水仙十字結社

自然哲学学院の内部でひそかに結成された結社。
結成者はルネ。
指導者はナルツィッセンクロイツと呼ばれている。(キャタピラーの話から)
自我や意志を集めていた。
アラン・ギヨタンと対立。

第1次大水期

ルネの定義によれば、「庭の水没事件」を指す。(ルネのノート)
水仙十字院の水没はこの頃。

第2次大水期

「世界の終末」のこと。実際には旅人が来たことでフォンテーヌの予言は避けられた。

グロリア劇場

昔存在した劇場。コペリウスの芝居などが上演されていた。
現在のホテル・ドゥボール。(コペリウス、コッペリアの素材)

疑問点

現時点での個人的疑問点を忘れないように書き留めておきます。

なぜバザルはスメールにルネとジェイコブを置いていったのか

これはルネから見たらおいていかれた、という認識だったということと思われる。
バザルがルネたちをスメールまで送ったという可能性も考えられる。
恐らく同時期にバザルは海獣との戦いの中で戦死。

なぜ黄金ハンターがファントムハンターと呼ばれるようになったのか

カーターの病気の原因は何なのか


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