事故や事件の映像に音楽(BGM)をつける意味
昔から疑問に思ってきたことがある。民放のいわゆる情報番組などで、事故や事件のニュース映像にBGMをつけることだ。どうして、そのようなことをするのだろう。
ネットで検索してみると、映像だけでは半分もメッセージが伝わらないという理由から音楽の重要性を掲載している会社もある。
この会社のサイトには、音の持つ影響力として、つぎの3つを掲げている。
1.感情誘導効果
2.イメージの誘導効果
3.マスキング効果
この会社は映画や広告に関連している会社だから、その場合は理解できる。
しかし、この条件を前提にニュース映像を見てみると、やはり、事故や事件の映像を視聴者に見せて、感情をどこかに誘導したい、特定のイメージを作り上げたいのかと思ってしまう。
そもそも、事故や事件の場合は、その事実だけを伝えるだけでよく、テレビ局によるメッセージは不要ではないだろうか。
テレビ局のメッセージは、スポンサーなしの自腹番組で主張すればよい。
※画像はAI、フリー素材ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com ]から