やりたいことではなく、やりたくないことを見つける
やりたいことが見つからない場合は
「やりたくないこと」
を見つけることからやってみましょう。
「これまではやりたいことをずっとやってきたんだけど、やりたいことができなくなってしまって元気がないんです。」
「やらなきゃいけないことが多すぎて、やりたいことを探すなんて時間はありません。」
「やりたいことが見つかるといいなってずっと思っているんです。誰かが誘ってくれたらいいんだけどな。」
「私なんかが、やりたいことで生きていけるはずがないんです。」
やりたいことが見つからないことについて、多くの人は悩んでいます。
あるいは最初から諦めている人の方が多いでしょう。
例えば、私はITに関わる仕事は二度とやりません。
経験してみて、この仕事が自分に向いていなかったからです。
理由は3つです。
1.新しい技術を学んでいくことが求められる領域だけど、テクノロジーに興味がなかった自分は積極的に勉強する気になれませんでした。最低限の努力しかしない、だから当然、会社からもお客さんからも評価されませんでした。
2.システムの仕事は細部までミスなく設計すること、そして問題なく動くか、テストすることが必要です。私は大雑把な人間なので、細部にこだわってミスを0にするために膨大な時間を使うことにとてもストレスを感じていました。
3.トラブルが多い仕事で毎日予測不能な一日を過ごしていました。私はできるだけ計画的に物事を進めたいタイプなので、日常的にトラブルが起きる仕事というのは向いていませんでした。
「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」の方がすぐに見つかります。
仕事以外であれば、私は日曜大工や絵を描くことは苦手でやりたくありません。一方で旅行の計画を立てることや、人を誰かに紹介することは苦になりません。
やりたいことは、やりたくないことを取り除いた選択肢の中に「必ず」あります。
残りの選択肢の中にあるものを1つずつやっていけば、やりたいことにいつかめぐり合います。
その過程は長いものになるかもしれませんが、それでも、まずはやりたくない事を明確にして、それをやらないことに決めること。
やりたくないことをやらないだけでも今よりも幸せになると思いませんか?
やりたくないことが見つかったら、それを必ず手放してください。
・やりたくない仕事だと上司に伝える
・誰かにやってもらう方法を考える
・お金で解決する
やりたくないことが分かったのに、そのままやっていたら何も変わりません。顕在化してしまったやりたくないことを続けていたら、むしろ事態は悪化します。
やりたくないものを外した後に残ったものの中は、とりあえずやってみる価値があるものです。
その中からやりたいことが見つかる過程も楽しめたらいいですね。
正解やゴールをすぐに求めないことです。
表・裏
有・無
1・0
白・黒
陰・陽
物事は何でも対立構造で成りたっています。
やりたいことが見つからなければ、やりたくないことから見つけてみましょう。
やりたいことの探し方は他にもありますが、今回は誰でもやりやすい方法を紹介しました。
参考になったら嬉しいです。
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