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ザイム真理教の子どもたち

『ザイム真理教』とは・・・財務省の唱える財政均衡主義(借金はよくない、支出と収入を等しくせよ、という考え)という教義のもと、国家財政の破綻やインフレによる生活破綻を説いて国民を洗脳している“宗教”。財政均衡のためには増税が必要とのことで、御本尊たる財務省は政治家やマスコミを通じ布教につとめ、国民生活の向上を阻害しているということだ。

ザイム真理教、というワードが拡がり、財務省の操り人形?!とされる岸田政権に対してのバッシングは止むこともなく、増税メガネ、というあだ名も定着wwwザイム真理教に抵抗する民衆は、増税反対!消費税廃止!の旗を掲げ、政権を激しく攻撃。ネットでは、ザイム真理教の総本山?!岸田政権を批判する声で溢れ、批判することが正義、という空気が支配している。

ただし・・・いま、本当に“増税”によって生活が圧迫されているだろうか?再エネ賦課金と、社会保険料とで負担増となったとされているが、再エネ賦課金はもともとあったもので、昨年23年度は今まで施行されていたのが昨年は停止されていただけ。社会保険料は民主、安倍政権でも上げられている。ということは、民主、安倍政権も同じように増税政権ということになる。岸田首相を増税メガネというのなら安倍さんも増税首相になってしまう。それはおかしい。

ザイム真理教と戦う人たちは方向を間違えてないだろうか。あまつさえ、減税すら実施した(こんどの6月の給与明細には所得減税が反映されるはずだよ)のに、岸田は増税メガネ、退陣しろ~!なんて叫べば叫ぶほど、リアルに増税したくて岸田の首をすげ替えたい財務省はほくそ微笑んでいるだろう。岸田退陣のあとは本当に財務省よりの政権になる可能性が高い。立憲民主は財務官僚を抑えられるとは思えず、次の首相候補NO1の石破茂氏は財務省と考えが合う。

ザイム真理教と戦ってる人たちこそ実は隠れ信者だったりして。そんな気がしてきた。


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