見出し画像

日本保守党代表百田尚樹 VS 泉南市議会議員添田詩織

ベストセラー作家であり日本保守党代表の百田尚樹氏が泉南市議会の議員添田詩織氏に対し、3年にわたり断続的にデートの誘いをかけ、添田氏が悩んでいたことが暴露されました。以下時系列で関連ポストにつき説明しました。
もし認識違い、事実誤認があればご指摘いただけると幸甚です。

2021年9月、百田氏と添田氏が勝兵塾なる勉強会をきっかけに交流が始まる。その後、百田氏からDirect Mailのやりとりが発生。そのなかで断続的なデートの誘いを受ける。添田氏は不快であると思いながら、報復を恐れやんわりと断り続ける。その間、添田氏は百田氏のネット番組にも出演をし、表面上は平穏な交流が続いた。
https://twitter.com/soedashiori/status/1442814125663395842

2024年の2月2日に添田議員が百田氏に繰り返しのデートの誘いを受け迷惑していることを告白、ポスト。百田氏と親しいネットのインフルエンサーである井川氏からバッシングを受けたことがトリガーとなった模様。

デートを誘ったという指摘に対し、百田氏はいったんは『とんでもないホラ』としてそうした事実はないと否定。

ところがその後しばらくして訂正。デートに誘った事実を認める。しかし、添田氏に対して『デートと言う言葉を使ってないこと』の謝罪はあったものの、断続的にデートに誘うことの誠意ある謝罪をしてなかったことで添田氏自身の問題は解決に至らなかった。

その後、しばらくこの問題は放置されていたが、4月3日になり、添田氏は日本保守党の飯山あかり氏の政治活動についてコメント。このポストにレスがついて、そのやりとりのなかで再び百田尚樹氏のデートについて言及。

このレスの中で添田氏より最初のデートの誘いについてのDMが公開された。

それに対し、百田氏は再びこの件についてコメントを行う。あくまで軽い冗談であり、添田氏がこのような公開を行うことに対していかがなものか、と否定的な見解を出した。いっぽう、添田氏は弁護士と相談した結果、DMを公開することになったのだと告白。

そして、これまでのデートのお誘いのうち、まず百田氏の発言のみを切り取って公開。

この公開に対し、日本保守党、百田氏側の同調者と思われる右派アカウントから否定的なコメントが入る。https://twitter.com/soedashiori/status/1775914349636489236

更に、やはり右派アカウントから百田氏側の発言だけではわからないという主張が入る。そういった反応に対し、添田氏は全文公開に踏みきる。

百田氏から反論が来る。添田氏の公開はキリトリであること。軽いノリであったこと、冗談であったことを主張。添田氏は追加の証拠を提示と言うことでさらにDMを公開。https://twitter.com/soedashiori/status/1775937162984517677

この中で、百田氏側の同調者であるやはり右派アカウントから、添田氏をバッシングするような投稿が相次ぐ。

支持者からのバッシングが相次いだこと、百田氏からもDMの切り取りだと指摘されたこともあり、添田氏は百田氏との新たなDMを公開。ネットリンチが行われてると訴えた。

百田氏による再反論。改めて軽い気持ちで誘ったものであると主張。そのなかで、誘われた際、添田氏が「大阪市内でもどこでも…」と言ったこと、百田氏のお誘いのメッセージにハートマークで答えたことをで、問題ないと思ったとしている。

添田氏もまた反論を続ける。添田氏は事実を認めてほしい、との旨の主張をしているようである。

そうしたなかで、百田氏が添田氏をブロック。

これより少し前、この件で百田氏が日本保守党事務総長の有本氏に叱られる。百田氏は日本保守党の支持者より問題ないとのポストをリポストしてその事実を公表。

また、百田氏はこの件で同調者、支持者同士がX上でレスバトルしていることを諫めるポストをした。添田氏を攻撃する意図はないと支持者に伝えていることがわかる。

そのいっぽうで、百田氏が言い訳めいたポストを連発。一見自省に思える文章だが、怪しい人、裏切る人=添田氏であることはポストの流れより推認できる。恵まれていない人(添田氏)を助けた自分(百田氏)が甘かったので裏切られた、と読み取ることも可能だ。

添田氏はこうした百田氏による一連のポストを犬笛と解釈したもよう。犬笛とは、明確に言葉にせずに支持者、同調者に理解できるような形で合図を送ることで、近年できた政治用語である。

ちなみに、百田尚樹氏については過去にもこうした犬笛が用いられているとの指摘もある

有本氏より百田氏への𠮟責のポスト。有本氏はここで、日本保守党と今回の百田氏と添田氏の一連のトラブルについて党として関知しない旨を明言する

百田氏は添田氏に対する謝罪をしたことを主張。明言はしていないものの相手が添田氏であることはわかる。

添田氏は有本氏の発言にも言及し、現在進行形であることを主張。さらにこの件でネットリンチされていることを改めて問題視する。

百田氏と添田氏のやりとりはいったんここで区切りとします。

なお、セクハラに相当するか否かについて、ここでは以下の4点を考慮したい。人事院等のガイドラインなどを参照してほしい。なお、職場以外でも人格権侵害と言う形でセクハラ認定は可能である。

* 政治活動の場(ニコニコ動画など含む)において人間関係が継続的である
* 百田氏の影響力に対する新人議員である添田氏の不安定な立場
* 断続的かつ意に反するデートの誘い。軽い内容であれ二人になる状況であるデートであることに変わりはない
* 添田氏自身が誘いを不快に感じている

仮に万が一、セクハラでないにせよこのようなことはあってはならないこと。日本保守党の有本事務総長は、党には関係ない、と言ってる。しかし、仮に他党の党首が同じようなスキャンダルをしたらどうだろうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?