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【活動報告】上野公園散策

上野公園は日本初の公園としても有名な、台東区にある公園です。ランドスケープとしても、都市にある大きな緑地として都市緑化に貢献していると言えます。Leggのコンセプトにもある「公園」を今回は散策しました。


エリアごとに散策


散策は上野駅上野公園口からスタート。上野公園には、国立博物館や国立科学博物館、国立西洋美術館など、美術館や博物館の集まる「美術館・博物館エリア」と、上野動物園のある「動物園エリア」、不忍池の広がる「池エリア」に分類されます。今回の散策は、それぞれのエリアの特徴とそれぞれの接続性をみることがスタートです(動物園は有料なので、いけませんでした…)。


美術館・博物館エリア

駅から多くの人が流れてくる駅前の「美術館・博物館エリア」では、何やらイベントが。どうやら錦鯉の品評会のようです。こうしたイベントが行うことができるのも、このエリアの広さの特徴の結果といえます。


広場ではイベントも

メンバーからは「見通しのいいのもこのエリアの特徴ですね」との声も。「空が広いっていうのは上野公園ならではですね」。


池エリア

「美術館・博物館エリア」と「池エリア」の間には道路が通っていて、人の流れがすこし特徴的です。
池のほとりではタイフェアも開催中でした。ここでも出店などの催しが良く行われているようです。


池の周りの歩道から

池の周りの歩道は環状になっていて、犬の散歩をする人も多いよう。「環状のどの場所を歩いているか、わかるようにする仕掛けなんかもあれば楽しいですね。植栽を変えるとか。」という意見もメンバーから出てきます。さらに「犬の散歩がしやすい公園ってどういうものなんでしょうか」という議論も歩きながらだとより進みます。


公園の隠された魅力を再発見

上野公園のエリアごとの特徴やそれにまつわるエトセトラを見てきた散策の目標は上野公園の魅力を引き出す改修案を出すこと。メンバーから出てきたアイデアを少し紹介します!

冬の桜並木


桜並木にイルミネーションがあれば…!

桜並木は上野公園の大きな魅力の一つです。春になれば、桜並木の下にブルーシートを敷いた人たちが花見に興じる様子はニュースでも例年取り上げられます。しかし冬はそんな桜も葉を落とし、すこし寂しい雰囲気に。メンバーはそこに注目。ここを活性化すれば、さらに魅力的な公園になるのでは、とアイデアをひねります。さらに夜の公園には人通りが少なくなることにも注目。夜にこの桜並木に人手を呼ぶことができれば、さらに活性化されると考えたようです。
結果、この桜並木にイルミネーションを、というアイデアが出ました。


上野公園に草原を

上野公園には雑木林ゾーンや、池の水圏ゾーンなどランドスケープのモザイク性がありますが、草原のようなところが今のところありません。そこで、上野公園に芝生を敷き、草原のようなゾーンを作ることができれば、さらに魅力的になるのではないか、というアイデアも出ました。その芝生から池の様子が見ることができれば、芝生にも寝ころびながら、人と人の出会いが生まれるのではないか、という議論が進みました。


こぼれ話


ボードワン博士の銅像

上野公園にはいろんな銅像もあります。上野に公園の設置を提案したボードワン博士の銅像も上野公園にはあります。今回の散策の最後にはその銅像も見てみることに。

今後も散策などさまざまな企画を予定しています!興味がある方はぜひTwitterのDMまで!


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