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職場の責任者と揉めたら異動しろと言われた話①

職場の責任者によるストレスで体調が悪化したため、反撃(会社に相談)を試みたところ失敗した話です。
自分への戒めと心の整理のために書くことにしました。

まず

ストレス源となったのは責任者Aでした。この方は一応責任者なのですが、現場の他スタッフの共通認識として、「業務で困り事があった時に彼女に相談しても意味がない」と言われるほどに責任者としての存在を疑われる方でした。
異動の多い業界の中で、この現場でのAの勤務年数は長い方でした。ただ長いだけで、自分の担当する業務以外のことは何も知らない・知ろうとしない人間でした。
現場には「自分の担当している業務以外は知らなくていい」という風潮があり、特にAは「この現場は昔からそうしているから」と言う理由で、他のスタッフが困っていても見て見ぬふりをしたり、相談事を持ち込んでも「改善策を持ってこないので相談とは思わず愚痴だと思っていた」と悪びれもせず宣うほどでした。つまり責任者としての資質がない。
そんなAとの日々のやり取りに疲れ体調を崩し始めたところで、会社の人間Bに相談したところ、最終的に私の知らない内に後任者の募集をかけられ、役職を他のスタッフに変更され、異動を言い渡されました。

ですので、

普段はそんなことはしないですが、あまりにもAのコミュニケーションが鬱陶しかったので記録を取っていました。Bに提出後、一部はハラスメントに該当するとのことで、Aに指導がいったようですが、それ以上の何かがあったようには見えませんでした。
その後、私が異動する流れになったので、結局無駄なことだったのだなと思っています。でもせっかく溜めた語録なので、誰かに目にしてもらいたいと思いここに書こうと決めました。

語録から全て抜き出すべきか迷ったけれど、「いや、これはさあ……」と思ったものを選びました。


1年目の件

  • Aが苦手だと思う仕事を代わりにやらされる(Excelが苦手、人に教えるのが苦手)

  • 「実家暮らしだからお金を稼がなくてもいいでしょ?」

  • 希望休を出すと理由を訊かれる

  • 希望休を出した週に病欠すると希望休はナシと言われる

  • 仕事の相談をすると「わからない」

  • 仕事の提案をすると「ここでは昔からそうしているからできない」

2年目の件(この年から私が副責任者となる)

  • ・前副責任者と比較される

  • ・異動してくる人間を悪く言う(Sも私も異動してきた)

  • ・他のスタッフの悪口を聞かされる

  • ・Aじゃ埒が明かないので他の人間に相談たことがばれ、ヒステリックに怒られる(今までの人間は文句を言わなかった、私のやり方に不服があるならお前が責任者をやれ、私だって責任者をやりたくてやっているわけではない)

  • ・「(Aが)帰りたいから仕事をやっておいて」

  • ・「あまり張り切って仕事するのはやめてほしい」→上から頼まれる仕事が増えるのが嫌とのこと

  • ・私が貸したDVDについて「(子供に見せたいから)検閲する」※1

  • ・私が怪我した時「ずる休みだと思われるといけないから、Googleカレンダーに通院と書く」「骨折したことないから痛いかわからない。出勤して」「杖つけばいい」※2

  • ・他のスタッフの勤務態度について相談すると「副責任者だから我慢して」「他のスタッフを信じてあげて」

  • ・「あなたは合理的だからわからない」

  • ・上記の発言について止めるよう言うと、「覚えてない」「知らない」

※1 「蝶の舌」「アフター・ウェディング」「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」どれも良いので観てください
※2 この1年後にAも足を怪我した

3年目の件
この年にAと同年代かやや上の新人が入ってくる。この新人とのやり取りのお陰で自体が悪化したような気がする。

  • 新人がミスをした時に、注意してミスした作業の解説などを私が行う

  • なぜかその新人に「大好きです」と客前で言われる

  • 上記発言から2週間後くらいに、私が新人のミスを注意した後、新人本人から半笑いかつお茶を飲みながら謝罪される(出勤前)→無愛想に「わかりました」と返答する

  • 出勤後、私の席の前で泣いている新人とAが面談している

  • Aに新人が泣いていたことと、他に方法はなかったのかと言われる

  • 新人は外国暮ししていたから多めに見ろと、Aや会社の人間Bに言われる

Aの言い分

BがAに指導した後、以下のようなことを宣っていたとのことです。

  • (私に)嫌われているとは思わなかった

  • コミュニケーション(雑談のこと)は上手くできていた

  • (相談については)改善策がないので相談とは思わなかった。愚痴だと思った

  • 嫌なことがあるなら嫌と言えばよかった

雑談というコミュニケーション

Aは「雑談をすることで職場の雰囲気を良くして、みんな和気藹々とやりましょう」タイプの人間でした。
こういった発想の持ち主は個人的に50歳前後の人間に多いような気がします。飲みにケーションとか社内イベントを重要視するような人たちです。
幸いだったのはコロナ禍ということもあり、飲みや食事会などといったイベントがなかったことです(あっても行かないだろうけど)。
そしてAは「自分自身と他人の境界が見えていない」という部分があったように思います。それと「好意には好意が返されて然るべき」と思っているように私には見えました。
何かの折に私が「人が人を好きになるのは勝手だけど、人が人を嫌いになるのもその人の勝手だ」と言うと、「どうしてそんなことを言うのか解らない」とショックを受けていたこともありました。

一方の私は雑談は「あってもいい派」です。でも雑談をしたところで、仕事が円滑に進むことはないと思います。結局作業する人の能力が重視されるからです。よって雑談ばかりして、困っている時に頼りにならない人間は信用できないと考えるタイプです。
薄々解っていたことですが、Aとは壊滅的に考え方と相性が合わなかったのです。でもそれを表に出すことはしませんでした。なぜなら職場だからです。相手は家族でもない、友達でも恋人でもない。本音を言う必要性はないと思いました。ましてや信用できない人間に絶対言えるはずもない。

(長いので分けます)



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