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究極のビビリが左卵巣腫瘍 開腹手術をした話 ①

はじめまして。
チキンハートと申します。
私は知識が豊富な方ではなく、言葉も表現も間違える事があると思います。これは私の経験ですので、全てがこの通りでもないですし、色んな考え方もあると思います。私の知識違いな事もあるかもしれません。
しかし、どうかどうか、怒らないでください。

怒られるの怖いので…。


左卵巣腫瘍、卵管手術を受け、術前や術後どのような事が待っているのか。入院中経験された方の体験を読ませて頂き、私自身がとても励みになりました。また、今後の展望が見えてくる事がとてもありがたかったので、同じ病気の方にこんなビビリでも大丈夫だったぞー!という希望を少しでもお伝えしたいという気持ちと共に私自身の記録として残したいと思いました。


まずは、私がどれくらいのビビりかというお話を先にさせて頂きましょう。
私は、暗いところも狭い所も高い所も大嫌いです。とんでもない不安が身体中に襲いかかってくるようで、具合が悪くなるのです。吐き気さえする程です。ですから、近年は完全にそのような場所に遭遇しそうな場合は一目散に逃げるようにしています。

もちろん、おばけも怖いですし、地震や雷も恐怖でしかありません。
30代後半のいいおばさんがこの状況で泣く事も全然余裕であるくらいです。(あっ、だいたいの年齢をバラしてしまいました)


それだけには飽き足らず、一緒に住んでる訳ですから、主人が家の中にいるのは当然の事なのに後ろから話しかけられただけで、「うわぁぁぁー!!」と驚いて、逆に主人を驚かしてしまう事も頻繁にあります。

ですので当然、病気なんて指摘されたら怖すぎますし、注射や採血だって怖すぎるので、病院も大嫌いです。

少しでも怖い、不安な状況になると、多少はもちろん人目は気にしますが、主人を困らせドン引きさせるくらい大泣きするようなどうしようもない、小さい小さいチキンハートな持ち主なのです。


そんな私ですから、この手術が決まった時はそれはそれは大騒ぎでした。

始まりは12月中旬下腹部が重いように痛いなぁ。。と感じた事でした。初めは様子を見ていたものの、お腹の張りを感じるようになり、お腹が膨れているような違和感も感じ、次第に食欲もなくなっていきました。

当然ビビリの私はネットで怖い情報を見るのが嫌で見ていなかったのですが、いよいよこれはヤバいかも。と感じネットで今の症状を調べると、それはそれは恐ろしい事ばかりが書いていました。

卵巣癌…末期…手遅れ………

その夜主人に、明日大きい婦人科のある病院を受診したいから一緒に来て欲しい。とお願いし受診を決意しました。卵巣の大きさは以前指摘された事があった為、先ずは婦人科に受診する事に迷いはありませんでした。

翌日市内の総合病院へ受診。もちろんこの日も運転する主人の隣では、病院に行く事、病院で何を言われるのだろう。と恐怖で泣いておりました。
血液検査、エコー検査、内心検査等を行い、両方の卵巣が腫れているのと筋腫もありますね。
卵巣も10センチを超える腫れであり(通常は2〜3センチ程度)摘出の方がいいかもね。これがどのような状況の物なのか、悪い物じゃないのか、色々細かく調べる必要があるのと、大きさ的には場合によっては両卵巣摘出の可能性もあるけどとりあえず、まずは詳しい検査をしましょう!との事。

???
…手術??
………両方??
今両方って言った…?

私は半ば頭は真っ白になりながらも、主人に詳しい検査をしないとまだ分からないから。と励まされながら、1月の中旬の2日間でCTとMRIの予約を済ませ帰宅しました。


こんなにもショックを受けたのはいくつか理由があります。私たち夫婦には子供はいません。結婚して7年ほど、夫婦仲は自分で言うのも何ですがかなり仲が良いと言って良いほど良好です。
一度は、産婦人科で不妊治療にチャレンジした事もありましたが(人工授精や体外受精はやっていません)出来ないストレスで暗い生活を送るよりも2人でも笑って楽しく生きて、そんな2人の人生も悪くないと思っていました。
思っていたはずでしたが…しかしどこかで、仲良くしてればいつか私たち夫婦の所にも赤ちゃんが来てくれる日がくるんじゃないかと期待をしていたのだと思います。
いや、期待をしていた事に私自身が気付かされました。
(努力をたくさんしてるご夫婦が世の中にはたくさん居る訳で、もちろん浅はかな考えなのは承知しております)

それと同時に検査へ恐怖も尋常でないものでした。CT、MRI…あの狭い筒の中に入っていく事が恐怖で仕方がありませんでした。

続く  

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