見出し画像


私なんてあの人から見たら
猫と変わらない

多分そう

自分が寂しい時
暇を持て余している時
都合がいい時

そんな時だけ
近くに置いて
撫でたり抱っこしたり
甘えさせてくれたり
美味しいエサを食べさせてくれる

そして、自分の気持ちが満たされたら
その場に置いて
またねといなくなる

好きな時に好きなだけ好きなようにして

私だけが取り残される
ただの猫だ

いくら鳴いても
届かなくて
悔しいから
もう二度と遊ばせないと
その時は強く思うのに

離れている時間が長ければ長いほど

次に会える時は
余計に深く
余計に強く
求めてしまう

ただの悲しい猫だ

猫ならこっちが
気まぐれじゃなくちゃおかしいのに

まるで主導権がない

だから悲しい猫だ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?