エディット.ピアフ
映画を見た
前にドキュメントも見ていた
だから何となく知っていたが
今改めて見たら心の動き方が違ってた
ピアフは、たくさん恋もするのだけれど
1番に挙げられるのは
アメリカ公演の時に知り合ったプロボクサーのマルセル.セルダンとの恋愛だったらしい
彼には妻子があり、結ばれる運命ではなかったのだけど
それでも恋は、恋だったんだ
お互い、試合の応援に行ったり、
リサイタルを見に来てもらったり
ほんと、簡単に言えば
ラブラブな日々を過ごしていた
二人とも十分な大人なのに
会いたい気持ちは抑えられなくなるもので
今すぐ会いに来て欲しいと、
ピアフは、翌日船で来る予定だった彼を
急かしてしまうのだ
恋人から早く会いたいなんて言われたら
すぐにでも行きたくなるのは
当たり前のことで
飛行機の空きを探して彼もそれに飛び乗ってしまう
その飛行機の事故で
彼は命を落としてしまうのだ
辛すぎた
そこから廃人のような生活になってしまうピアフ
誰にも救えないよ
だって自分で急がせて
彼も自分でその飛行機を選んでしまったのだから
自分だったらと考えると
怖くなる
こんな運命ってある?
彼女の中の
色んな感情から
生まれる歌
深すぎて泣いた
死ぬまでステージに立つことを選んで
ワガママにめちゃくちゃに生きていた人だったけど
深い孤独に胸が締め付けられた
好きな人に
甘えたいし
好きな人だから
わがままも言いたい
でも、どうして神様は
誰かを傷つける恋には
こんなに厳しい結果を与えるんだろう
改めて
もう恋はしてはいけないんだなと、
私があの人を好きになれば傷つく人達が必ずいるのだから
恋はしてはいけないのだ
前に見た時にはそんなことは思いもしなかったけれど
大人になったと言うことか、、、、
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