日本人はあいづちが多いらしい

日本人はあいづちが多いというツイートのマンガを見かけた。

どの言語と比較するかで変わると思うが、そうなのかもしれない。

私が理由を考えてみた。なぜなのか。

日本人は会話における共感性を重要視しているから、
という理由をまず思いついた。

そして違う理由にも思い至る。

日本語は語彙が豊富なので、
英語やフランス語よりも会話の情報圧縮率が高い。
情報の圧縮がされていると、会話は短くなる。
あいづちは会話が途切れたタイミングでなされる事が多い。
なので、必然的に相づちも増える。

これは私が勝手に思いついただけで、何の信憑性もない。

たぶんツッコミ所もあるだろう。

ただ、この「情報圧縮率が高い」ほどあいづちが増えるのは、そんな気もする。

十代の若者言葉、友達同士のくだけた会話などは情報圧縮率が高い。あうんの呼吸で相手の意図が分かるからだ。

例「今日ダルくね?」→「わかるー」
いつどこで誰が何でどのようにダルいのかをいちいち説明しなくても、わかるーのだ。

比べて、仕事で業務の説明をしたり、形式的な報告をしたりする時は、情報圧縮率がやや低い。
仕事なので、詳細を細かく説明する傾向が会話に生まれるからだ。

例「令和4年の10月にあった設備点検の話なのですが、あの時の担当のミスで…」
「分かった」
やはり細かく説明する傾向にある。

情報圧縮率があいづちの頻度と相関する、(と思う、実際は知らん)
とすると
同じ英語話者でも
ニューヨークよりもカリフォルニアのほうが、くだけたイメージがあるので
もしかしたらあいづちが多いのかも。
ああ、でも話す速度とかも関係するのかな。

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