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融資を受けたり断られたりした話

当初コロナで影響なんて受けないと思っていたのはもうずっと昔の話のような気がします。

弊社営業マンも訪問販売という業態を行う中で多くのお客様からバイ菌扱いされたと聞いております。

もちろんマスク着用の上、ソーシャルディスタンスを維持しながらインターホン越しに提案の許可をいただいたうえでの営業をしておりましたがどうしてもご対応いただけるお客様の数は減少しました。

そんなわけで会社のキャッシュがショートぎりぎりに陥り慌てて融資を依頼することとなりました。

しかしながら持続化給付金は昨年の売上同月比での比較が必要。弊社は4月に開業して売上が入ったのは7月末が最初です。弊社を担当してくださってる会計事務所さんに相談しても「どうしたって無理」とのご回答です。

次に雇用調整助成金。弊社はあくまで営業で売り上げを立てる会社という事で緊急事態宣言下でもエリアを限定して稼働をしており休業はしておらずこちらも受け取ることが出来ません。

どうしよう・・・マジでつぶれちゃう・・・

銀行から融資の話もありますが金利が高い・・・返済できるめどが立たない・・・

5月に再度会計事務所さんと相談して創業した際に融資を受けた日本政策金融公庫に追加の融資を依頼することにしました。

しかし申請してから待てど暮らせど連絡がこない・・・

電話で問い合わせたところ「順次御つなぎしており今はお待ちください」とのこと。

いつ頃になりそうか聞いても明言できないと。

正直この頃は寝ても覚めても会社のお金の事しか考えることが出来ませんでした。

またそのタイミングで営業2名が全然数字を上げてこなくなり人生でここまでのストレスを受けたことはです。

繊細な人間だったら気が狂って精神病院に入院してたと思います。

日本政策金融公庫の融資がどのタイミングで入金されるかわからないという事で商工中金というところで融資の相談したのですが門前払いとはこういうことを言うのかという経験をしました。

なんでも「この先どうなるかわからないじゃないですかぁ」との事。

そんなもん、どこの会社もそうだろ!?と思いましたしコロナでの特別な融資~とか言いつつもあくまで返済能力がある会社に貸しても返済できる程度の額を融資するだけみたいです。商工中金で信金をいくつか紹介されたのですが後で会計事務所さんに報告した時に「あそこは営業職つよいですからねぇ」との事。どうやら各種信金さんとの繋がりがありそこへ促すことにより見返りがありそうな予感です(私の個人的な意見)。

商工中金に断られて本格的に銀行の融資を受けるしかないかなぁって時に日本政策金融公庫から電話が入りヒアリングを受けました。

その数日後に審査が行われて融資が決まった際には本当にほっとしました。

国は企業がつぶれないようにいろいろと施策を打ってますが結局のところオペレーションを行うのは国ではないのです。

今回の一件でそれを非常に強く感じました。

一人でも多くのサラリーマンの方々に起業という選択肢を視野に入れて今、自分で納得出来てない働き方を改善できる手助けになればと思い頑張って有意義な情報を提供していきます。