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新春に愛でたい寄せ植えの話

 こんにちは。鳩愛です。園芸、レジン、ものを書くのが趣味です。
 今回はその中で園芸のお話。
 両親ともに園芸の仕事に携わってきたわりに、あまり興味がなくて庭いじりは最低限しかしないできたのです。しかし昨年身体を壊して家にこもる時間も長かった。庭でぼんやりする時間も多かったんですね。
 元気になったら庭を綺麗にしていきたいとの思いをこの春から叶え始めました。

 今回はお花が大好きな父と母、そして100歳近くなり、足腰が弱ってしまったのでお出かけが出来ない祖母も楽しめるものをと色々植えることにしました。

 最初にイメージしたのは軽いプラスチックの植木鉢+台。今ではいい感じのものが百均でも売ってます。

セリアの鉢と台 安いけどしっかりしている。気兼ねなく増やせる

 今回この鉢を使おうかと思ったのですが、使わなくなった立派な陶器の鉢をいただいたのでそちらを使うことに。

どーん。結構大きいです。30㎝はある。

 元々盆栽を入れていた鉢だそうです。当初、これに新春をイメージしたお花を盛っていこうかなあと考えました。和風だと梅とか松とか南天とか……。
 そもそもお正月に飾ってもらいたいなあという気持ちと単純に可愛らしく明るい花々を楽しんでもらいたい気持ちが同居していて中々方向性が決まらない……。
 園芸店の店先で、洋花っぽくしようか、和のテイストをいれようかと悩み続けました。
 まあでも、母たちが好みそうな小花が入ったものにしようと色々買い込んで鉢の上に並べてみました。

ううむ、すかすか。左からジュリアン ひなそう ヘリクリサム ライムミニ 小さいの可愛い

 結構な量のお花がいります。まずは穴の部分を軽い鉢底石を数個引いて塞ぎ、上から培養土を底が見えなくなるぐらいに入れました。
 鉢が重たいので軽い鉢底石を増やしたいけど平たい鉢で土が少なすぎると花が可哀そうと思いがっつり土を入れました。……重たい。
 そのあとはこうして少しずつ植えていくことにしました。
 寄せ植えの勉強をしたわけではないのでこんな感じかな、という勘でやってます。(父と母は造園のプロ。私はド素人)

葉ボタン小さいのも可愛い 舞い踊る系の愛称ついてました
量が多いものは半分で千切ってます。後で別のとこに植えます。
隙間が土を入れにくい 花や葉っぱが土塗れに……。ごめん……。
百均の小さなスコップが便利

 写真の二つはどっちも移植ゴテのジャンルに入るものなのでしょうが、ここまで細かく植えていくときは断然写真右の百均(どこで買ったかな? セリアだったか……)が便利です。
 ただ、一回に運べる土の量が少ないので地道に、こつこつと……。
私がへたくそすぎて

・葉っぱや花に土が乗ってしまう
・ジュリアンの葉っぱが割と脆くて持ち上げている時に「ぱきっ」という音  がしてひびが入ってしまった。
・水仙の角度が悪くて手前のひなそうに葉っぱがぶつかる

 そのあたりがちょっと大変でしたが最後にコンテナガードを表面にかけて無事完成。
 コンテナガードは見栄えが良くなるのと、お水を上げた時に泥はねで葉っぱが痛むのをふせいでくれます。

ちょっと細かいサイズを買いすぎて、ぽろぽろ落としがち


完成品がこちら ↓ じゃーん。
ぎゅうぎゅうです でも可愛い💛 自画自賛✨

 母の好みが細かい小さなお花なのでそれらを入れるとともに、春を連想させるジュリアン(桜草)、水仙を入れました。
<左上から>
・水仙、ひなそう
・踊り葉牡丹、ジュリアン
・ビオラ(バニーガール)、ヘリクリサム 
 その奥にちょっとだけアリッサム

 ひなそうとヘリクリサムはほふく性なので成長したらきっと横に広がります。葉牡丹は立ちスタイルの葉牡丹で背が高く小ぶりなタイプです。
 葉が重なることから良いことが慶事が重なるとか花言葉も祝福であるとか春に縁起の良い植物です。
 水仙も春の訪れを感じる植物で球根なので毎年お花が楽しめるのが魅力です。

青いジュリアン 青い花はなんだか神秘的ですね

ビオラのバニーガールは兎の耳みたいに長く伸びた花弁があるからついた愛称だとか。ちょっと変わり種でインパクトがあります。

す、水仙がもう咲きそう

 計算外だったのは、お花自体は昨日園芸店で買ってきたのですが、昨日はまだ蕾が固そうだった水仙が昨晩暖かすぎたせいかもう綻びかけていること。お正月までお花持たないかも……。
 今日プレゼントしたら祖母もとても喜んでいました。
 寄せ植えや鉢ものを買ってきて🎁も良いけどたまにはこういうのも特別感があっていいかも~。一年後にまたこの鉢が開いていたらそれを戻してもらって植えなおしてもいいなあとか、新たな定番になっていきそうです。
                            おわり

        

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