発音れんしゅう
仕事柄、自分の知らない国の人と会うことも多い。
知らないからこそ、ちょっと興味が湧いてくる。
場所や食べ物、服装はどんな感じ?
日本と似ているところはある?など。
もちろん、話している言葉も気になる。
その国の言葉を話すには、発音は大事。
だけれども、一日二日練習したくらいで発音は上手くならない。
ネイティブスピーカーの発音を聞いていても短時間で習得できるほど甘くはない。
日本語にない発音は、その音を出すのに一苦労する。
そのとき、カタカナで書いて練習してしまうと、正しい発音にならない。
う~ん。難しい。
一音ずつ読んでしまうのもちょっと違う。
例えば、英語。
単語ごとの発音はあるが、ワンフレーズにすると違って聞こえる。
中国語の場合は、発音と声調(上がり下がり)が合わさって成り立っているから、微妙に違うだけでも意味が変わってしまう。
☆
自分が○○語を勉強しているとき、発音をその都度直されるのはいいこと。
なんとなく、わかる状態より正しい方がいい。その場で直してもらわないと間違ったまま覚えてしまう。
反対に何度も直されるのが嫌な人もいる。良かれと思っても、対学生の場合は、気を付けなければならない。
単語をうまく発音できても会話が出来るとは限らない。その場の雰囲気で乗り切るすべを身につけるのもいい。
☆
その言語、特有の波をつかむ。
街中で、話している内容は分らなくても何語を話しているかは分かる。
そして、細分化できる。
中国語なら、北京語か広東語か台湾語などの違いがわかる。
英語であれば、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど使っている地域で多少の違いがある。
☆
使う頻度が高ければ、発音はだんだん良くなる。無理しなくても発音できるようになる。
発音のルールを知っていると、上達も速い。
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