漢字教育

留学生に漢字を教える。

当初は、ひらがなを書いて教えるより、漢字をどんどん使って教えたほうがいい。と勝手に思っていた。その理由は、街中は漢字で溢れている。ひらがなだけで書いてあるのは、保育園や幼稚園だけに等しい。
目が慣れれば、必然的に読める分かるようになると思っている。

書けるかどうかは二の次。
留学生が日本語の試験で問われているのは、選ぶこと
漢字を書く問題はない。書けるかどうかより選べるかどうかのほうが必要。

ITスキルが上がれば、手書きが出来なくとも選べれば仕事も出来る。
実際、日本人でも手書きで漢字を書けって言われても書けない漢字がある。


なのに
学校での漢字の教え方は
・非漢字圏の学生に書き順から教える。
・書いて覚えさせる。(回数は決めない)
・漢字にふりがなをつける。
        などとやっていた。

非漢字圏の学生には漢字は難しい。という流れだった。

漢字教育士の勉強をしている。
石井勲先生の幼児から漢字で学ぶ。という単元を聞いて凄く納得した。
書けるかどうかよりも見てわかるに焦点を当てる。
これは、留学生や就労者の漢字1年生にもいい。


実際に学生に漢字で漢字を教えてみた。
今まで、漢字が難しいといっていた学生も楽しいと言い出した。
先生、これなら分かりやすいよ(*^-^*)
と終始笑顔。

漢字がわかると楽しいよね。





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