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ヒプノセラピスト養成基礎講座③一日目

満を持して参加した一日目。

辿り着いた会場は、今まで入ったことのない
ラグジュアリーな空間でした。
門に入る、建物内に入るだけでも
合い言葉が必要…というのは
初めての経験でドキドキしました。
 
ちゃんりえさんにお会いするのは3回目で、
3回目にもなると、緊張は少し薄れ…

相変わらず、たくさんの人と関わっていらっしゃるはずのに、
顔と名前を覚えていてもらえていて感動します✨ 

しかも、今回はギリギリまで仕事&家庭と天秤をかけて悩んだ経緯も含めて、応援してもらえていたから、本当に感無量🥹✨
 
 
実は、この日の直前に私が参加しているeichiというプラットフォームのコンテンツが更新されたのですが、

それが、たまたま私が昨年5月に京都でトークセッションをしていただいた内容だったのです。
 
起業したいと思っていたのに、ぼやけてきてしまった


一年近く前の出来事だから、もう過ぎ去った、解決した悩みだったのかな…と思っていましたが、全くそんなことはなく、むしろタイムリーでした。

とにかく、今の環境でできることをやる、 

全部一人でやろうとしない

仲間の力を借りる

仲間と一緒に実現する

そうやって今に集中しているうちに、次の目標や道が見えてくる

まさに、今の私自身がいろんなチャレンジができそうなところにきていたから、
背中をかっ飛ばされたような気持ちでした。
 
 
そんな動画が公開されたばかり。
何か行動し始めないと…  
と思っていた講座初日。
 

4日間の講座をともにする
仲間の10人と、オブザーバーで参加の先輩方と、
皆で自己紹介をすると、
大阪、香川、滋賀…、一番遠い方で長崎。
飛行機で、
新幹線で、
前泊して…というように
自分よりも大変な思いをして集まっている人が多くて、驚きました。
横浜なんかで、こんなにも悩んだ自分が小さく思えました。
 

受講した仲間とは、休憩時間やランチタイムなどで、初対面とは思えないくらい
さまざまなことを話し、
すぐに仲良くなりました。
 

 
ちゃんりえさんの講義は、
普段からよく聞いているeichiの潜在意識ラボのような概論から入り、
私はラボの要点をノートにまとめていたから、
新たな内容が加えられてたらメモしよう!
と気合いを入れていました。
でも、初日でメモはやめました。
 
ちゃんりえさんは、とにかく
「目の前のいのちに向き合う」
「向き合うのはテキストではない」

と繰り返しました。

私は、それを
早速、催眠誘導の実習に入ったときに思い知ります。
 

目の前のいのちは、私なんかの経験や価値観で測ったり、決めつけたりできるものではない。

潜在意識は、とてつもなく大きくて、深くて、
それに対して、私の顕在意識はとてもちっぽけな存在であること。

 
答えは私の中にあるわけがない、
目の前のいのちの中にあって、
そのいのちの主が、
そのときの潜在意識に導かれて
そのときに必要な答えを手繰り寄せるものであること。

 
 
私は、その事実に愕然とし、敵わないと知り、
知ったかぶりや傲慢さを捨てるしかありませんでした。

この日、私とペアになってくれたのは
オブザーバーのバンビちゃんこと松井万理さん。
 
時間がなくて、私がクライアントとして催眠誘導を受けるところで終わりましたが、

私が受けた催眠誘導(安全で、安心できる場所…その人のとても大事な感情)は

満月の夜
砂浜で
一人座っている

孵化したウミガメが海に還っていく様子を見守っている

優しい気持ちで、がんばれ、と見守っている


そんな光景でした。

 
これは私にとって、とても大切な思いだったけど、
一見、人によっては理解しにくいかもしれません。

なぜ、その人の安心安全を聞いているのに、自分より生き物が中心なのか。

(実際、この3月に長年支援してきた子どもたちが無事に進路を決めて卒業したばかりでした。そのことを心から喜びたかったのだと思います。
それほどまでにその子どもたちの巣立ちが嬉しかったんだ…ということに気づくことができた喜び?)
 
 
実際にバンビちゃんも理解し難いものに感じられたそうですが、
なんで???というバンビちゃんの感情を表に出さず、
ただただ、私の中から出てくる言葉を丁寧に扱ってくれました。
 
私はものすごく癒やされて、たくさん涙を流した。

バンビちゃんは、なんでウミガメなのか分からなかったけど、
私は癒やされたんです。

それは、バンビちゃんが私の中の言葉を尊重してくれたから。
ただただ寄り添ってくれたから。

 

 

これがヒプノセラピーなんだな…………

 
と静かに、深く、感じました。

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