推しとは、尊いのである…
「推しの大福、ありますか?」
10人のメンバーが、推しの大福と推しの日本茶を持ち寄って開催された
マイベスト大福会
会場となったコルクには、都内および近郊から推しの大福たちが集結した。
※みのやは遅れて登場のため集合写真には間に合わなかった……
約90個の大福たちの堂々たる姿。
響くおとなたちの黄色い声。
三大スターが一堂に会する……その姿に、色めき立つおとなたち。
スターたちが、次々と登場する……
日本茶のセットが美しく並び、さらに気持ちがたかぶるおとなたち……。
そのたかぶりを鎮めるかのように、豊かに香る日本茶……
うまいのです……落ち着くのです……
のどを潤し、まずは、三大大福から食す。
……うまい……うまいです……
「大福」と言ってしまえばすべて同じものなのに、全然違う。餡も餅も豆も塩も。
素晴らしい個性を持った大福たちに、「幸せ」としか言えないのだ。
推しが生まれるのもしかたない。
いや、推しを見つけたいのだ。
苺大福は、イチゴの甘さ、餡の甘さ、餅の風味。絶妙なバランスの上に君臨する大福。 完敗だ。
日本茶も大福によってより相性の良い茶葉がある。
大福を代え、お茶を代え、そして、塩昆布を間に挟んで、我々は無限の彼方へ飛び立っていったのである。
大人は楽しい。
各所に散らばる大福たちを、各々が迎えに行き、集まり、食し、解散するというこの日を、1ヶ月以上前から企画し、楽しみにしているのだから。
「こんなに食べていいの?」と許可など取らなくていい。
あなたのお腹が許すまで……。さぁ……。
推しは、尊い。
ありがとうございます。ロックンロールと生クリームとマンガと物語に使いながら、自分の中のことばを探っていきまます。