自分の視点に気づいた日
月〜金、9時〜18時勤務
気づいたら20時を超えていることもあれば、なんだまだ12時か、なんてこともある。
やることありすぎると、ただ作業をこなすだけで日々が終わって、消耗した気持ちだけが残る。
という生活を、最近久しぶりに体験した。
在宅勤務が導入され、週2.3の出社になってまだ1年も経っていないのに、あっという間にその習慣に身体が馴染んでしまった。快適だったのだ。
そんな働き方にすっかり馴染んでいた私なのだが、後任の方も決まり、業務を引き継ぐためには、しばらく毎日出社する必要があると思い、久しぶりに毎日出社をした結果、
「週5で会社に行っていた私は超人だな」
って思ったよね。
大変な環境だけど、視点を変えることができた年でもあったんだなと刻む。
しかし、引き継ぎという業務は、ややこしい。
相手の理解を待っていると、時間はいくらでも過ぎていく。しかし、業務時間というのは本来決まっている。
私個人としては、間に合わないなら残業すればいい、という感覚はだいぶ前に捨てた。残業という言葉が、果たして正しいのか? なんて、気取ってみたり。
とはいえ、伝えることは伝えておかねば。
引き継ぎが存在しない会社もあるというが、現時点で私の場合は引き継ぎを必要としているので、いったん、できるだけ効率的にわかりやすくバトンタッチする方法を考える。
……いや、しかし、さっき気づいちゃったんだかど、思ってただけで、考えてなかったんだな、私。
マニュアルも、順番も、ほぼないままに引き継ぎ始めちゃいました。
あったのは、やってきた感覚だけ。
適当な感覚で引き継ぎを始めてしまった。
これはあれだ。
私がマニュアルを読むのが嫌いで、感覚で覚えていくのが好きで、自分であれこれ考えてやってたらできるようになった。
教えてもらってるとわかった気になってたけど、教えてくれる人がいなくなった時に、全然わかってなかったとに気がついて、めちゃくちゃ焦った。そこから想像しながら仕事をすることを鍛えたように思う。
聞ける人がいないと、考えるしかないから考える。考えてたら、見えてなかった繋がりが見えた。業務は点ではなく線で見えると、めちゃくちゃ楽だ。
その線をつなぐために必要なのが、マニュアルであり伝える順番なのかもしれない…(反省)。
引き継ぎ相手のできてないことを考えるより、自分の引き継ぎの準備のできてなさ加減を考える方がいい。
やっと落ち着いて考えられたんじゃないだろうか。
バタバタとしてちょっと余裕がなくなって、私今大変! ってなってると視野は狭くなるね。
ちょっとだけ自分のエゴと視点に気がつけた気がした。
(まだ、気がしてるだけってことにしておく…)
ありがとうございます。ロックンロールと生クリームとマンガと物語に使いながら、自分の中のことばを探っていきまます。