初恋ざらり　7話

今期のドラマは初回から見始めて見るのをやめたドラマもありますが、このドラマは今期1番面白いと思っていて毎週楽しみにしています。いつも翌日にTVerで見ています。

今回は主人公の友人の友ちゃんがメインの回でした。

友ちゃんの部屋には、時計の下に大きな紙で15時！と約束の時間が貼ってあったり、アイドルの衣装にアイロンをかける際に、いつまで経っても電源が入らず、しばらくしてコンセントの存在に気づいたり、友ちゃんの特徴が描写されていました。
撮影の場所に辿り着くのにも、人に聞きまくって嫌な顔をされながらもやっと辿り着いた友ちゃんでした。

撮影を楽しみにしていた友ちゃんの様子を見て、有紗の彼氏役の岡村さん(風間俊介)は何か怪しいと勘づいていました。

撮影に来た男性はやっぱり怪しく、あわよくば友ちゃんはお持ち帰りされそうになっていました。

友ちゃんの特性を心配した両親は友ちゃんにGPSを持たせていて、怪しい男性から友ちゃんを説得して引き離そうとしますが、どうしてもアイドルになりたい友ちゃんは、泣いてパニックになって暴れてしまいます。

有紗は、友ちゃんがこういった発作が起きるとなかなか収まらないと伝えて、自分は軽度だからこんな風にはならないと岡村さんに伝えます。
岡村が電話で、「一応彼女はいる」と言った発言に対して、「一応」という言葉に傷ついて泣き出してしまいます。一応？私に障害があるから？

岡村も有紗のことは好きだが、軽度知的障害、自閉症、発達障害を告白されてから、有紗とどう接していいのか戸惑っている様子です。
障害を告白してからの有紗も、自分に障害があるから…と色々なことに敏感になってしまっています。

私には、知的の遅れを伴わない自閉スペクトラム症の子どもがいます。

友ちゃんが自分の思い通りにならないことに対して癇癪を起こしてしまったことが、我が子にもリンクしていて一緒だなぁと思いしみじみしました。
パニックになって暴れている友ちゃんをなだめる両親の苦労が痛い程わかります。

うちは、主治医から診断書を頂き、申請した所通ったので、特別児童扶養手当をもらっています。

障害のある子の子育てはめちゃくちゃ大変です。
手当あげるから頑張ってね的な意味合いの手当だと思いますが、お金の面に関しては助かっています。

放課後等デイサービスを利用していて夏休みも通所していますが、平日の夜と利用できない日曜日が地獄です。

延々と、暇！暇！暇ー！！と言われ、ちょっとしたことで友ちゃんのように暴れてしまいます。

最近本当に辛いので旦那と交代して子供と離れる時間をとっています。

障害のある1人息子をこれからもずっと育てていかないといけないと思うと途方に暮れます。

有紗の母の気持ちもわかります。どんな思いで25年間この子育ててきたと思ってんの！？と岡村に挑発してきた発言がキツすぎると感じた方もいると思いますが、本当に本当にそうなんです。

息子も健常の子より苦手なことが多く様々な特性を考慮して特別な配慮が必要な子どもです。

このドラマが今後どんな展開を迎えるのか、障害を持つ有紗と岡村の関係が今後どうなっていくのか？
自分の人生や障害児の子育てをしている親にとっても共感することによって癒され、今後の参考にもなるドラマだと思っています。

今後も楽しみに視聴してまた感想を書こうと思っているので、よかったらまた覗きに来てください。