繊細さんな子供にしてあげられること
うちの小2の娘はとても感じやすい繊細さんです。
と聞くと、友達関係で傷つくことがあるのかな??と思うのですが、そうではないんです。
むしろ友達関係は感心するほど良好で、先生からも「みんなに優しくて、誰とでも仲良くできてすごいです」と言われ、友達からも人気者で楽しそう。
学校ではすごく気をつかっているのか、夕方家に帰ってくるとこんな感じになることが多いんです。
変なハイテンションモードで私の声が届かない
妹へのイライラ爆発
爪噛み
ずーっとずーっと気になっていることですが、友達関係もいいし、先生からも特に問題がないと言われているし・・・
なんとなくやり過ごしていたのですが、先日お風呂に入っている時に爪を噛み過ぎてひどい深爪になっていることに気が付きました。
ビックリして「どうして爪を噛むのをやめられないの?何かストレスに感じることがある??」と聞きました。すると、こんな答えが返ってきました。
娘のストレスの原因
「今日、せっかくマラソンでたくさん走ったのに、記録シートをくださいって先生に言えなくて書けなかったのが悲しかった・・・」
娘は普段大人に話しかけるのもあまり抵抗なくできるのですが、何か困ったことがあるときに自分から状況を伝えることが苦手です。少し前から、何か困ったことがあると「連絡帳に書いてほしい」と、お願いされることがよくありました。
それを先生に相談すると、「お子さんが自分で困っていることを言えるように、連絡帳には話したいことがあると書いてください。そうしたら私が声をかけるようにします。」と言ってくださいました。
先生から声をかけるとちゃんと伝えられる。でも、やっぱり自分からは恥ずかしかったり、怒られたらどうしようという気持ちから伝えられない。
それが「ま、いいか」で終わればいいのですが、娘の場合は「やりたかったのに、できなかった・・」とモヤモヤしたままになってしまうようなんです。
「毎日1回はドキドキすることがあるんだよね」と素直に話してくれた娘。それがストレスになってしまったようです。
本当はすべて私から先生に伝えてあげれば、娘の一時的な助けになるのかもしれません。でも、それではもっと大きくなった時には通用しなくなってしまう。
いったいどうしてあげるのがいいんでしょうか!?
でもやっぱり、自分で成功体験を積んで成長していくしかないんですよね。
学校での様子を聞いてわかったこと
家では疲れてゴロゴロしている娘。イライラしていて妹にもすぐに怒る・・・そして爪噛み。
ついこの間、担任の先生と個人面談があったので、気になっている事をすべて伝えてみました。学校での様子を聞くと、やっぱり娘はとても安定していてそんな風にはとても思えないと。
でも、先生から学校での様子を聞いていくうちに、疲れている理由がわかって来ました。
家では難しい問題にぶつかると、すぐに「わからない」という娘が、学校の授業では、他の子がじっくり考えずにわからないと言うような理論的な場面でも、よく考えて答えているそうなんです。
休日に出かけても、「歩くのが疲れた」と言ってすぐに帰りたいと言うのに、体育の持久走の時間に50分間弱音も吐かず、同じペースで走り続けているそう。
ずっと体力がないと思っていたのに、そんなこともないようなんですよ!私の知らない娘の様子ばっかりで、ビックリの連続でした。
私はそれを聞いて、「それは疲れるわ・・・」と思い、学校では私の想像以上に頑張っているんだなと気付きました。
学校から帰ってきて疲れ果てている状態の娘を見て心配していましたが、学校で頑張っている証拠なんだと改めて視点を変えてみられるようになりました。
まとめ
少し前までパートと育児を両立して、職場の人間関係にも悩み、子供の気持ちに余裕をもって向き合うことが出来ていなかったように思います。
仕事が終わって帰ってくると急いで夕飯を作ったり、お風呂に入れたりと忙しく、朝は子供を時間通りに学校へ行かせるプレッシャーと、嫌な職場に行かなければならない憂鬱な気持ちで、いつもイライラ、セカセカしていました。
仕事を辞めてから子供と向き合う時間が出来て、学校の話もじっくり聞けるようになったなー。と思います。このゆったりとした時間に感謝です。
お風呂の時間に「今日はどうだった?」「今週末はどこにいく?」と話をしていると、「今日学校ですごいことがあった!」「この曲が最近好きなんだよ」と色んな事を話してくれるんです。そしてとっても嬉しそう♪
そうやって子供の気持ちを聞いて、自分の気持ちも伝えると、お互いに心が落ち着いて穏やかに過ごせるようになったなーと感じたのでした。
もしお子さんが疲れているかな?とか、ストレスを感じているかな?と感じたら、担任の先生やお子さんとじっくり話してみるといいですよ。
娘の学校にはスクールカウンセラーの先生もいて、常に教室を出入りして身近な存在になっているようです。最近は学校にカウンセラーの先生がいることが多いんでしょうか⁉私の時はいなかった・・・
小学生をお持ちの方は、要チェックです!
あと!うちの娘は母依存が強く、「学校はママと離れても頑張れるけど、それ以外は無理」とよく言っています。でも小学2年生ってまだそんなもんなんだそうです。
私はそれを聞いてとても安心しましたよ!
大人になっても不安症の気質は変わらないかもしれません(私もそうなので)。でも、それなりに自立して頑張っていけるよね!と信じて見守ろうと思いました。そして、「いつでも帰っておいでー」と帰る場所のある安心感を与えてあげる親でいたいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。まだまだ作文のようですが(笑)次回も頑張ります♪
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