見出し画像

職場の人間関係に悩んでいた頃

私は11月まで幼稚園の中で給食を作る仕事をしていましたが、人間関係に悩み退職しました。

働いたのは1年半くらい。仕事を始めたばかりの頃から、いわゆるお局さんの新人いびりが始まりました。

私を含め、同時期に入った3人の新人スタッフは、言われ放題の状況を我慢するしかありませんでした。

新人がミスをするかもと見張られ、監視をしているからちょっとしたミスの瞬間を見逃さない。

給食を台車にのせるのを右から乗せたとか、左から乗せたとか、そんなレベルの小さなことです。

言われた事を謝まり、次の時に前回教えてもらった事をやっていると「だからー前も言ったと思うんだけどさー(怒)」と全く真逆の事を言われるんです。

常に背中一杯に気を張って、ミスをしないように張り詰めた状態で仕事をしていました。

すると、半年たったころ、体に異変が起きたのです。

朝職場に行くと、心臓がドキドキして手が震えます。お局さんに「何してるの⁉」と些細な事で呼び止められると、頭が真っ白になりパニック状態になりました。

悪い事しているわけじゃないのに、「今これをここに置きたくてここを通った」とか、説明しないといけないのです・・・

そんな状態で職場に通い続けていると、仕事に行っていない時にも嫌なことが頭から離れなくなりました。

「あの時どうしてあんな風に言われたんだろう」「忙しくて反論できなかったけど、私じゃない」「どっちのやり方でやっても結果は同じなのにどうしてそこまで言われるんだろう」とぐるぐると考えるようになってしまったのです。

ついには涙が止まらない不安定な状態になり、夫に心療内科に行くことをすすめられました。

今思うと、仕事でストレスを感じても、帰ったら子供のお迎え~寝かしつけまで、心を休める暇がなかったのも原因かもしれません。

心療内科を受診すると、「適応障害」と診断されました。自律神経を整える漢方と安定剤を処方され、数カ月経つとだいぶ落ち着いてきました。

しかし、職場環境は変わらず、ちょっと雰囲気がいいかと思えばお局さんの機嫌によって、張りつめた空気の日が数週間続いたりと、悩みは解消されませんでした。

症状が落ち着いてから2カ月くらい経ったころ、また不安定な状態がやってきたのです。

今度はなかなかよくならない。もう仕事を変えた方がいいかもしれないと思いながらも、責任感と次の仕事に行くことの恐怖心ですぐにはやめられませんでした。

その頃から在宅ワークのスキルを身につけることを考え始めたのでした。ここから、私のパートと育児をしながらのライティング生活が始まりました。

次回は初めてのクラウドソーシングからライティングを始めた時のお話をしますね。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?