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この時期が来ると思い出す医療ネグレクト

寒い日が続いていますが皆様どうお過ごしでしょうか?
私はこの先に結構な楽しみが待っているので風邪などひかないよう気を引き締めていきたいなと思っています。

さてさて題名の思い出すことですがインフルエンザに関することです。

どの風邪でもそうなのかもしれませんが私はインフルエンザにかかりやすい体質みたいです。
他の風邪はひかないのにインフルエンザだけは予防接種をしても毎年かかるという……。
でもコロナ禍になって「福祉関係者のコロナ感染は大罪」みたいな扱いをされた時に何が何でもかかるもんか!と手洗いうがいを徹底したところコロナ禍以降インフルにもコロナにも感染していません。
やればできるじゃんってここは自分を褒めたいところであります(笑)

元々書きたかったことからどんどん遠ざかっているので話を戻します。
とにかくインフルエンザにかかりやすい体質だった私。
しかし不思議なことにそれは家族で私だけだったんですよね。
なので例のごとく「インフルエンザがどんなにしんどいのか分かってもらえない」状態が延々続きました。
しかも私が病気になると家事や弟妹の面倒を見るなどが滞るので不機嫌になられるのですよね…。
私、インフルエンザかかりすぎて病院に行く前に「あ、これインフルだ」って気付いちゃうんですよ(笑)
で、検査したらばっちり陽性っていう。
インフルエンザ、本当に辛いですよね。
でも特効薬があるので熱はまだ耐えられます(毎回40度を超えるのですが)
ただ体の節々の痛みだけは悶絶ものです。
自分の意思に関係なくついつい「痛い」とか「うぅ~」とか変な声が出ちゃう。
それを家族はとにかく鬱陶しがりました。
「しんどいアピール」だって。
子どもの頃、この時期に必ず38度から40度の発熱を経験していたのですがなんとまともに病院に連れて行ってもらったことがないんです。
親のお金に頼るしかない時期はおそらくインフルエンザにかかっていたのに「寝てれば治る!」という謎理論でひたすらインフルエンザの症状を耐えさせられたものです。
自宅にあった解熱剤などは与えてくれましたがインフルエンザと相性の悪い薬もありますよね。
そういう情報もない中、勝手に判断していた親は何だったのでしょう(きっと親はそんな風に思っていなくて、風邪ひいたから風邪薬与えてたんでしょうけど)
一応その時は大人のいる部屋で寝かされたのですが(一応心配だった?)何故か他の人にはうつらないんですよね~。
なので何も分かってもらえない。
インフルエンザとも思ってないから毎回「大げさな奴」と笑われていました。
おそらくそこそこ劣悪な環境で生活していたので様々な菌への耐性が勝手についていたのかもしれません。
プラス私の生まれ持った免疫力がちゃんと仕事をしてくれるのである程度時間が経てば治っちゃうんです。
バイトなどをはじめて自分で病院に行けるようになってからも毎年インフルエンザになり、検査をするから陽性になる。
で、お薬をもらったら発熱はほぼその日に治まるし、体の痛みも随分楽で驚きました。
社会人になり、保育園に勤めていた時には季節風邪フルコンプした年もあったのですがちゃんと病院に行けばそこまで長引かないということを初めてしりました。

これ、医療ネグレクトの一部だと思います。
受け持ちの生徒がインフルエンザにかかり、重症化したのを見た時に(そこの親御さんはきちんと病院に行っていました。長期入院になりましたが回復し、今は普通の生活を送れているそうです)「自分もこうなっていた可能性があったんだなぁ…」って実感しました。

子どもが体調崩している時に不機嫌になる親って何なんですかね?
予想外のことしか起きないといっても過言ではない子育て。
自分の思い通りにいかないのがそこまで気に入らないのなら子どもを育てるのに向いてないと思います。
けどうちの親はボンボン子ども作ったんですけどね。
みんなが無事大人になったのって結構な奇跡だと噛みしめる今日この頃。

健康って本当にありがたいことですよね。


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