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人それぞれの恵まれ度

とあるアイドルグループの人気メンバーは20歳の時に写真集を出した。その時、僕はひとつ下の歳だった。
「20歳になれば良い事があるかもしれない」そのメンバーの実績を見て、漠然とそう思っていた。


まあその人気メンバーの功績は、周りのメンバーからしても異質だったと思う。
その人気メンバーの活躍は頭ひとつ抜けていた。グループでいちばんの稼ぎ頭だったからだ。

同じ性別、同じようなバックボーン、同じような時期に目指しても、成果が全然違うなんてザラ。
1人は鳴かず飛ばずで引退。
また1人はそこそこだが日の目を浴びるか浴びないかくらい止まり。
もう1人はとんでもないくらい評価されている。 同じような人間なのに、結果に大きな違いが出た。
色々要因があるのだろうが、人間にはそれぞれ恵まれ度がある。これを格差と呼ぶが、資本主義社会はそういう役割の差で成り立っている。

「運の総量は長い目で見ると同じ」というオカルトじみたジンクスが囁かれるが、全然そんなことはない。
金銭、恋愛、能力、評価、人脈、寿命…全てにおいて、良い人はとことん良いし、悪い人はとことんダメだ。

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