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《音楽レビュー》BUCK-TICK

櫻井敦司氏が旅立った。

BUCK-TICKという攻撃的でヤンチャを感じさせる名前からはギャップを感じさせる音楽性だ。芸術志向がかなり強い。
LUNA SEAはSTORMやROSIER、I for you、TONIGHT以外は基本的にクセがある曲調だ。
特にimageやGravityはオルタナティブロックと言われるほど型に囚われない音楽性だ。

商業主義的な産業ロックやポピュラー音楽とは一線を画し、アンダーグラウンドの精神を持つのが特徴です。
主流の音楽や王道な楽曲に対し、あえて流れに逆らうような音楽スタイルを取り、メジャーな音楽界に反旗を翻す形で誕生しました。

 Google AI

ひと言で言うと《クセのあるロック》だ。
これはLUNA SEAのメンバーが切磋琢磨して混じりあっているから。
しかしBUCK-TICKはimageやGravityのクセをさらに濃くした曲調が全ての曲に言えると思う。例外はない。
BUCK-TICKこそオルタナティブロックだ。歌詞も独特だし。



僕の好きな曲

僕の好きだった曲を紹介します。

ゲルニカの夜

The芸術。タイトルからして芸術。
歌詞が独特だ。

君の体。吹き飛んでゆく。

ゲルニカの夜

どういう状況…。
これはビジュアル系バンドの中でも異質なテーマだ。
見た目こそ独特なビジュアル系だが、中身は愛だの後悔だの、正統派を歌っている。
しかしBUCK-TICKは中身まで独特なのだ。

MISS TAKE〜僕はミステイク〜

痛みをくれないか。データが欲しい

僕はミステイク

風貌もそうだが、歌詞も相まって櫻井敦司がマッドサイエンティストみたいになってる。スネイプ先生みたい。
ギターソロが独特だ。
そしてAメロBメロ開始時ギターリフ。これはなんかXperiaのCMでありそうなメロディだ。

獣たちの夜

いちばんクセがないように感じる曲だ。《JUST ONE MORE KISS》よりメジャー寄りだと思う。まだまだアングラ臭はあるが。


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