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消去法の人生

無職が好きな訳じゃない。働きたくないわけじゃない。だけど働いていると自尊心が終わる。
《いてもいなくてもいい》じゃなく《いない方がいい》
という評価になるから、消去法で無職に転じるのだ。
精神を病んで自殺ルートだ。それなら無職で平穏な日々を送った方が《マシ》となる。

「〜になるのが嫌だ」
「こっちの方がまだマシ」
という強迫思考で生きてきた気がする。
それは向上心ではなく執着だと仏教に気付かされた。
「何者かにならなければ⋯」
「特技が無いとダメだ」
「バイトでどうやって食っていく!?」
「努力しなきゃ」
「継続しなきゃ」
条件付きの肯定。それは幸せではない。世は無常なのだから、条件がいくらあってもいつか失う。ならばいっそ手放す覚悟を持った方が楽だろう。 

noteだって明日サービス提供終了と言われても良いように。


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