ゲーム《8番出口》に感じる、ゲームの使い捨て化
8番出口という謎解きゲームが流行った。
今は8番出口ライクという、8番出口に影響されたゲームがたくさん出ているらしい。500円前後で楽しめる。
なんだか最近は、ゲームの使い捨て化が進んだように感じる。
ユーザーがすぐ飽きたとかではなく、開発側がすぐ飽きることを想定しているというか。消耗品感。
というのもこの8番出口という謎解きゲーム、秘密が分かれば数分でクリアできてしまうのだ。
そして今はネット社会。
すぐに秘密が分かってしまう。
ゲームの意義が無い…とまでは言い過ぎだが、ファミコンゲームの方が深みがあった。
2Dだし、今より技術的に劣るのにだ。
ファミコンのゲームは、攻略法が分かったところで再現するのは難しい。プレイヤーの技術が求められるから。
ファミコンが鉛筆だとするなら、8番出口ライクはティッシュペーパー。
ファミコンソフトも消耗品ではあるんだけど、8番出口ライクよりは長持ちする。
ゲームに関わらず、今の時代は全てのコンテンツに対する消耗速度が上がったように感じる。
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