1人にしわ寄せが行く組織は崩れる

日本の歴史を変えたかもしれないWinny事件

この事件が無ければ日本のIT業界は世界一になっていたとされる。

そもそもWinny事件とは

1人の天才プログラマー金子勇がいた。頭脳レベルは将棋界でいうなら羽生善治や藤井聡太。プログラマー界のトップだった。金子はソフトを開発した。これはユーザー同士で直接データのやり取りができるソフト。無料という点も相まって、瞬く間にシェアを獲得。しかし著作権違法のアップロードがまかり通り、被害額は数十億にまで膨れ上がった。金子は責任を問われ逮捕され、有罪に。服役期間が数年にもなり、その期間中は当然ながら開発ができなかった。その後、弁護士の尽力で無罪を勝ち取り、刑務所から出ることができたが、数年経たずして死去してしまう。
このWinnyの技術が規制されなかった世界線、そして金子が刑務所にいなかった世界線があれば、日本はITで天下を獲っていたとされている。

1人の人間頼り

ここからは僕の意見なのだが、1人の天才に頼らないと得られない利益なら、無いのと同じだと思う
進撃の巨人でいうところのリヴァイ。リヴァイがいなくなるのは人類の損失だが、そうなるような組織は遅かれ早かれ滅びると思う。

Apple社

スティーブジョブズは天才だが、この人が必要不可欠なら、Apple社はジョブズが亡くなってから下降するだろう。しかし未だiPhoneは進化している。
そもそもだが、スティーブジョブズは指示していただけに過ぎない。
開発されたiPhoneを水槽に沈めて「気泡が出てるから構造に無駄がある。もっとコンパクトに作れ」と指示したエピソードは有名だが、これはスティーブジョブズではなく、iPhoneを開発改良した部下の方が優秀だろう。しかし影響力があるのはジョブズの言葉だ。功績も名声も利益もほとんどジョブズが横取りしていると言っても過言ではない。だからジョブズが亡くなっても、ニュースにはなれど、影響は無かった。変わらずiPhoneは凄い頻度で新機種が出てくる。
所詮社長は飾りなのだ。

すき家ワンオペ

スティーブジョブズより、すき家のバイトの方が、欠けると影響がある。
1人の人間に頼ると、その人間が居なくなった時に組織が持続できなくなる。

参考動画


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