見出し画像

他人への厳しさは自分へ返ってくる

マナー講師が最近でてきた。
林⋯?お名前は忘れてしまったが、とにかくマナーに厳しい。
箸の持ち方やドアの開け方etcetc⋯
ちょっと間違っただけでブチ切れていたなあ。
まああーゆーエンタメなんだろうが。


「170cm無い男に人権ない」
「あんなことやってて痛い」
 「貧困は自己責任」
「〜してる奴はバカ」
「自分探しとかダサい」
「〜好きとかヤバい」
「バチャ豚乙」

人のアラや短所ばかり指摘していると、他者に向けた軽蔑や偏見が、意外な場面で自分にも返ってくると思う。
言えば言うほど生きづらい。
HUNTER × HUNTERで言うところの《制約》みたいな。
言えば言うほど念力は上がるけど、出来ないことも増える。

同族嫌悪ということもあるのだろうが、他者に対する厳しいジャッジは、回り回って結局自分を苦しめている。

メンタリストDaiGo
彼も同族嫌悪をしていると思う。小さい頃いじめられていたからだ。なのでいじめられている人を見ると、自分を重ね合わせて惨めになるんだろう。だから攻撃的になる。
「ホームレスになるのは行動しないから自己責任」
「生活保護受給者に税金を使うな」

ネットにおいて、弱者を叩いているのは強者ではない。
実は同じ弱者なのだ。
 月収9万の人を「貧乏人」と叩いているのは月収10万の人というわけだ。

どんぐりの背比べ。

8万円の人かもしれない。「俺はお前の給料より少ないのにやりくりしてんだぞー!」っていうのはTwitterで実際あった。弱者マウントというやつか。叩く弱者は《弱者であることがアイデンティティ》なのだ。

本当の強者は、弱者に対して叩いたり、マウントをとったりはしない。
ボクシング選手である井上尚弥は、プロ契約をする際「弱いヤツとは戦わない」という契約をしている。
つまり下ではなく上を見ているのだ。

経営者や資本家、講師などの強い人は、なんか自己啓発本とか読んでる印象あるし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?