田舎でのサービス立ち上げと成長機会について

こんにちは。
最近この町の知人が新しいサービスをはじめたとのことで見に行かせていただきました。

有料のオンラインサロンや商工会議所などで2年くらい勉強して、個人でも匿名でサービス運用してみたりしたうえで、満を持してのオープン!とのことだったんですが…

えっ、2年勉強してそのレベル?

というのが本音でした。

そのサービスを通じてお客さまにどんな価値を提供したいのかも分からないし、SNSは画質の悪いガチャガチャした動画だらけで見づらいし、当人の自己満足になっちゃってるし(お客さまに美人ですねって褒められた話とか)、周囲のステークホルダーとの連携もうまくいってないし。。

なぜそうなるか。
その彼女の実体験が圧倒的に少ないんです。

たとえば、ケーキ屋さんだったら色んなお店のケーキを食べて、カフェだったら色んなカフェへ行って雰囲気や接客やメニューや味を学んで、自分の思う「良いサービス」を作っていきますよね。
もしくは旅行が好きで色んなところに泊まっているなかで、自分はこんなゲストハウスを作りたい!って思って立ち上げるようなパターンもあるかもしれません。

彼女の場合、この町やこのエリアで体験できることが少なすぎて、そういったリサーチができていないんです。
かといって家業や子育てもある中で、いろんなエリアに行くようなことも難しい。
田舎だから日帰りで見に行ける場所も限られますし。

なかなか難しいなぁと思いました。
田舎だと成長機会がこんなにも限られてしまうのかと。

一方でこの田舎町から出たことがなくても良いサービスを営んでいる人もいます。
そういう人は、とにかく人脈が広いです。
自分が町から出られない分を、色んな人から吸収したり、頼らせてもらってる。

あとは、無理せず自分のできる範囲でやっている印象です。
よく分からないSNSに手を出したりせず、地道にできることだけをする。

実は、そんな自分もいつかサービスを立ち上げたいと思っていたりします。
知識や体験はあっても、サービサーとしての経験はゼロ。さらに余所者の移住者。
果たしてどうなるのでしょうか。
もし展開があれば、また記事にしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?