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湯煎したエタノールでの脱色をおすすめします。

6年生理科では光合成の学習をします。


https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401810_00000#in=53&out=118

ここで例示されているのは、

エタノール

であって

メタノール

ではないのです。

主な手順としては

*熱湯を注ぐ
細胞壁をこわし、脱色やヨウ素液の反応をしやすくするため。

*エタノールにいれる
緑色を脱色して、ヨウ素液の色の変化を見やすくする。

教科書通りにはなかなかいかないので、エタノールを湯煎して脱色。


*ヨウ素液にひたす
デンプンのある場所が青紫色に変化するので、どこで
デンプンがつくられたのかがわかる。

ヨウ素液に浸す前にアルコールを水で落とします。


ヨウ素液に浸す前。


ヨウ素液に浸すとあっという間にヨウ素でんぷん反応が出ます。

僕自身、理科専科や6年担任として何度もこの実験をしてきたので、アルコールランプの燃料であるメタノールを扱うのは脱色する効率よりも怖さの方が大きく勝っていました。

今回のこの事故がどのような過程で行ったのかは検証が十分に必要だとは思われますが、少なくとも加熱中に継ぎ足すということが決してないようにしたいものです。(僕はエタノールを湯煎している中での脱色派)



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