無花果くん
私が描いたへっぽこマンガ
サクッと読めるSS・短編闇鍋 別名義でステキマガジンにもあげてあります
〈パパ観察から人間を知るシリーズ〉 正常性バイアスには、異常へのストレス（死への恐怖とか）から心を守る働きがあるそうです。 過剰防衛には気をつけましょう。
〈パパ観察で人間を知るシリーズ〉 娘には誤解のないよう追加情報を授けました。
「もしもし」 「やあメラニー」 「パパジョー、お久しぶりね。ご活躍はメディアを通して拝見してますわ。ご家族はお元気？」 「ありがとう。お陰様で、と言いたいところだけれど少し問題があってね。君に相談があるんだ」 少々不穏なセリフとは裏腹に、デスクに深く腰掛けた男の表情は穏やかである。皮膚にハリはなく、痩せた手足をしているが、瞳は澄んで強い光を宿している。少し寂しくなった白髪頭に白い三角耳。老いてなお堂々たる体躯は、強靭な狼獣人ゆえだろう。 夜空を見上げる青い瞳に一筋、流星
「ねえ、私の好きなタイプ知りたい？」 校庭の南に立つ大きなクヌギの木陰。明莉は声を落として、さも重大そうに言った。ざわざわと若葉が風にさざめいている。さくらと由良は、返事をする前に校舎中央の時計を確かめた。 昼休みもそろそろ終わりの時間だ。由良が気まずそうに明莉を振り返る。 「私、もう行かなきゃ。次、理科室なんだ。ごめんね」 「そっか〜。じゃあね由良ちゃん」 屈託なく答えるさくら。隣で膨れる明莉は不満全開のブス顔である。 「なんでよ！ダメだよ！今、私が大事な話を
おかあさん、どこに行ったのかな。 昔は良かったな。たくさん食べて、たくさん寝て、たくさん走って。 そう、私も昔はたくさん走ったんだよ。からだの重さなんて無いようなものだった。いくら走っても疲れなんて知らなかった。 今は、すこし食べて、たくさん寝るだけ。なんだか足が動かないんだもの。 そういえば、おかあさんの足だって動かないみたいだった。いつもじゃ無いのだけれど。 ふらふらよろよろ、すわってばかりの日。おかあさんはわたしの目を見てくれなくなる。わたしは悲しくて、大きな声
内なる感動を手にとって眺められる形にしたい。という衝動は、割と根源的なのではないかと思う。 たぶんそんな気がするようなしないような（要考察） そんでこの二週間ほど、やりかけの仕事を完全に放置して、感動を形にしようとお絵描きばっかりしてました。 ここに貼ります。 おにぎり1000米さま／作 【R18-BL】さだめの星が紡ぐ糸https://novel18.syosetu.com/n0375ic/ すっき。 ゴールデンウィーク前にひと段落としたくて、仕上げ不十分のまま
フィクションに、不必要な残酷表現は見たくないものだ。などと宣ったのは私です。 なのですが、ブーメランしてきて、ブッ刺さってるので、その要不要を、どうやって判断すれば良いのよ？と、問いたい。 必要ない残酷表現と そうでない残酷表現について 『残酷さ』とは、 無慈悲で惨たらしいこと。人や動物に苦しみを与えて平気なこと。 意味を調べると大体そんなところです。 慈悲とは、いつくしみあわれむこと。 惨いとは、見るに耐えないほど痛ましいこと。 つまり、ある存在の共感力の欠如が
冬休み中のことです。 SPY×FAMILYを観たかった私は、プレゼンに失敗して、映画すみっコぐらしを鑑賞する事になりました。 子供が安心して見られる作品は貴重ですね。そのような作品は安心安全の枠組みをきっちり守る必要があります。そうと理解していたから、あんまり期待もせずにチケットを購入したわけです。 けれど結論から申し上げて、その子供向け映画が、とても面白かった。 あなどって大変申し訳ない。 すみっコぐらし。ご存知でしょうか。小学生に大人気のサンリオキャラクターです
noteを使い始めて三週間です。 今まで漠然と考え、やろうとしていた事を、ここに文章化したら、びっくりするくらい効率が上がりました。 ありがたや。 人に話せるように整理して系統だててみたら、気付いてなかった抜けをみつけたり、発展して新しい発見をしたり。何が悪かったのかが見えてきたり。 文字の力は偉大ですね。 小説を書くことを料理に例えてみると、 最初に挑んだ手料理はカップラーメンでした。 お湯を注ぐだけです！ 次に、インスタントラーメンに手を出して だんだんトッピ
登場人物、キャラクターについて。 好きなキャラクターのタイプも色々あるけれど、やっぱり感情移入できないキャラクターには親近感を抱けない。 経験上、感情移入できるかどうかにキャラクターの性格や容姿の甲乙は影響しなくて、言動のプロセスにおける矛盾や違和感が、心の距離に繋がるように思う。 このキャラがこんな事をするなんて、ゲンメツ！！ 的な。 Web小説の感想欄がコレで炎上するを見かけます。 キャラクターの成り立ちには、少なからずモデルが有るもので、それば実在の人物だっ
私の学歴は高卒。手探りの独学で小説を書き始めて三年くらいになるでしょうか。専門に勉強された方には笑われてしまいそうですが、分からないなりに考えた事を記録していきます。基本的に自分向けの覚え書きのつもりで参ります。お見苦しい点が多々有るでしょう。ごめんなさい。 【クロスモーダル現象】 五感——視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚は、互いの領域を超えて知覚を補完するらしい。 食べながら聞いた音のイメージが味覚を調整したり。見ながら嗅いだ匂いが視覚情報を加速、または減速したり。 五感は
心のわだかまりを、ひもといて、明文化してやって、できる得る限り優しい結末にたどりいたら、私が救われる。 という原動力の元、ブロマンス寄りのBLとか、恋愛ファンタジーなどを書いています。 noteには、構想や表現のアイデア、やってみたい事の備忘録。感動した作品のファンアートやら自作スケッチなどのまとめ。創作にまつわる瑣末な物思いを記録したいと考えています。 使い慣れないもので、それでいいのか分からないのが正直なところです。 処理速度が絶望的に遅い私なりに、楽しんでいきた
