「水を得る。」(詩)

勢いよく飛び込んだ世界。

憧れを追いかけて。

正直になろうとして。

始める前は怖いけど。

決心がつくまで

飛び込めないくらい臆病だけど。

それでも。

自分の気持ちに

嘘をつきたくないから。

後悔したくないから。

　　

例えば小さな夢だとしても。

追いかけるなら。

それを叶えるなら。

その先できっと

何かを得る。

咎めるものも、止めるものもいない。

　

きっかけ一つで、

私は飛べる。

責任は自ら負う。

自由の代償。

未熟で青い心。

そこには、未曾有の力が宿る。

慣れてきたら掴める。

自分の全てを活かした表現。

思うままに詠おう。

光を。

空気を。

世界の全てを。

全身で感じ取って。

あらゆる経験も。

喜びも、焦がれも。

苦しみも、悲しみも。

全て。

昇華させて。

臆する事はない。

誰かは自分を認めてくれる。

誰かは自分を見ていてくれる。

きっとそうだと信じて。

未熟なままのありったけを

思うままに詠おう。

傷付いた先で見た

あの自由な空を泳いで。

どこまでも行こう。