うちに来たあめのこと

うちには保護猫カフェから迎えた、ソナと言う3歳の女の子がいます。
1匹での猫生活は穏やかで、ゆっくりとした毎日です。
8月のある日、1本の電話でその生活が変わりました。
友人から朝8時に電話があり、猫が車のボンネットの中で泣いていて、
外に出したけど、子猫の為か逃げないと。
どうしたらいいのか、保健所しかないのかな、と。
彼女の子供達は喘息と猫アレルギーがあるのは承知していて、
引き取れないのはわかっていました
少しの沈黙の後「仕事のあと、行くから待ってて。悪いけど、水とコンビニで
フード買ってふやかしてあげてて」と言っていました。

「あーどうしよう、言うてしまった。」そうずっと考えて仕事してました。
うちの猫は1匹ですが、2年前に立て続けに2匹を猫白血病からの
リンパ腫で亡くしていたからです。
その子達が初めての猫で知り合いから譲り受け生後2ヶ月から飼っていました。
どうも母子感染で罹患しており発症、闘病の末に亡くなりました。

わたしが「どうしよう」と考えていたのは、
また白血病やエイズだったら。と言う事。
でも考えてても仕方ない、見捨てることができない、行くしかない、と。

引き取りには娘と行きました。
とっても元気な黒猫ちゃん。こんなに暑いのに。
連れて帰って、まずは洗面台で入浴。その後ミルクを飲んで
夕方、娘の勤務先の動物病院に行きました。
娘は2匹を亡くした後にもっと動物の事を知りたい、と
動物病院の受付に転職していました。

生後1ヶ月の女の子。ウイルス検査は
猫エイズ +
猫白血病 − でした。

頭が真っ白になりました。
先住猫との隔離生活だ、と。
現在、猫エイズの予防接種はありますが、生産終了の為、
継続しての接種ができない事。
母子感染の可能性が高い為に2ヶ月後に再検査する事。
猫エイズはストレスなく生活できれば、
発症しない事もある。でも唾液と血液で確実に猫には移る為に
エイズ確定ならば一生隔離しなければならない事。

でも目の前の子はすこぶる元気で食欲旺盛。
トイレもすぐにできました。
娘が「アメ」と名づけ、アメちゃんはウチの2階の1部屋を
ずーっと走っています。

まずは1日1日を元気良く生きてもらう事を目標に
1階と2階を毎日何往復しながら、
2匹に愛情を注いでいきたいです。

1ヶ月後に検査結果が陰転することを切に願って。

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