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国際夫婦、太古の都に行く

前回の四万十町の回からかなり時間が空いてしまったが、四万十町の後は、鹿で有名な県のある都市を訪れることになった。

この町での滞在は、移住を検討してというよりかは、次の目的地の中継ぎのような感じだった。因みに次の目的地というのは、宮崎県のサーフィンで有名な都市で、そこでもお試し滞在施設を利用する予定だったのだが、施設の関係で利用は約1か月後からとのことだった。
そこで、それまでの約1ヶ月は、WWOOFという制度を利用して、私たちを受け入れて下さることになったホストさんの寮で滞在することになった。

その時の話は↓

おそらく、上の記事を読んだことのない方は、「え、タイトルに早々に挫折したってあるけどどういうこと?」と思われるかもしれない。

はい。
お察しの通り、中継ぎとしてやってきたこの町での滞在は1ヶ月どころか1週間に終わってしまった。
ここでは、詳細を省くが、気になった方は上の記事を↑

正直、この時のことは今思い出しても複雑で微妙な気持ちになってしまう。
夫婦喧嘩の頻度もその時が一番多かったように思う。

私たちが訪れたその町は、ベッドタウン的な住宅街で、車はビュンビュン行き交い、人々は忙しそうでニコニコしている人はあまりいなかったように感じた。

つい先日までゆったりとした温かな場所にいた私たちは、真冬の寒さと相まって、こちらから挨拶をしても、目を合わすことなく通り過ぎていってしまう人々の様子にショックを受けた。

もしかしたら、それは普通のことなのかもしれない。
でも、その時の私たちはそういう環境が自分たちに合っていないと感じるようになっていた。


ここで学んだことは、地域によって人々の雰囲気や交流体験は全く異なるということ。
それは、何が良くて何が悪いというものではなく、単に私たち夫婦は、"人の繋がり”に価値を置いているということだった。
そして、数少ない私たちの経験から感じたことは、自然が豊かで自然と一緒に生活している人が多い地域、仕事や社会に疲弊している人が少ない地域の方が活き活きとして温かい人が多いということ、私たちにはそんな空気感のある地域が合っているということだった。


自分たちに合わないものを知ったからこそ、自分たちに合うものが明確になった経験だった。


こうして、少し苦い経験も経て(訪れた地域の何かが悪かったのではなく、単に私たちと合わなかったことを強調したい。)、いよいよ次回は、ずっと楽しみにしていた宮崎を訪れることに!

今日もここまで読んでくださりありがとうございました。

次回からのジャーニーもお楽しみに(^^)



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