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おさむの北から南から

新緑と花と ピカピカの一年生と 希望に満ちた人達の新年度が始まり、人も物もワクワクする移動の季節。
おさむの庭も
青い空と緑のじゅうたん カラスが風に流されるようにゆっくり飛び すずめも小鳥も時々うぐいすも歓びを伝えてくれる。

おさむに 北海道と沖縄の春も忘れるなと荷物が届いた。
北海道のお土産と言えば 白い恋人
沖縄のお土産と言えばサーターアンダギー 
と おさむは決めている。
俺たちの時代は、社員旅行や家族旅行には必ずお土産を買う事が必須だったのだ。
行く前から、誰に どこに とお土産のリストをメモして 書い忘れのために2〜3個は多く買ったもんだよ。
お土産を入れるカバンや袋まで持って行ったんだぞー

今は違う
自分への記念のお土産を買い
友達 知人にはラインで写真や場所を知らせて その時その場で共有して楽しむことができる。
いい時代になったなーと思うよ。

おさむは日本列島のほぼ真ん中に住んでいる。
そこへ 偶然にも同じ日に北から南から代表する物が届いた。
白い恋人は 従姉妹の社員旅行のお土産
従姉妹はおれと同世代だから 律儀に昔と同様にお土産を買い、大きな荷物を持って旅をしただろう。
サーターアンダギーは 子供と孫の手土産
子供と孫はおれの家に来るのに、あれもこれも見せたいし食べさせたい と いつも荷物がいっぱいだ。
近頃は沖縄フェアもあちこちであり、およその物は買う事が出来る。
しかし、サーターアンダギーは違う。
フェアの真空パックのも美味いが、出来たてのサーターアンダギーは別ものだ!
と 言う事で出来たてのサーターアンダギーをお願いした。

白い恋人は
雪が降り始めた外から帰ってきて 白い恋人たちがが降って来たよ と創業者の社長がつぶやいた言葉が名前の由来とある。
香ばしいホワイトチョコを挟んだクッキーは、冬だけでなくオールシーズンお茶にもコーヒーにも合う。
手いっぱいのお土産を持ってきた大変さと 北海道の今の季節を想像して 沖縄から来た子供と孫も一緒に頂いた。
チョコレート文化の沖縄とは違う雪国のチョコレートで、まろやかな優しさがある。

サーターアンダギーは
サーターは砂糖 アンダは油 アギは揚げると言う意味からの名前だそうだ
サーターアンダギーは 揚げる時に一部が割れて、割れ目がパッと咲いた笑顔に見えることから 福を呼ぶ 縁起の良いお菓子 とした伝統あるお菓子でお祝い事には欠かさないそうだ

北海道には北海道の 沖縄には沖縄の環境と景色と人柄と多くの事を想像して楽しむ事ができた。

俺の住んでいる中部地方にも 赤福餅 と言う名の名物がある。
三重県伊勢市のお伊勢参りにはぜひ味わってもらいたい。
また、赤福餅を食べにお伊勢参りに来て 福 を招いてほしい。

俺は俺なりに 俺の庭もそこそこに楽しみながら 季節を楽しむ。

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