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24.9.14四季報秋号2/3 登録14銘柄 来週中銀デー 円高耐性を確認&打診買い検討

コラボシナジー/値上げ/株主還元(累進配当)

 今回の四季報秋号は為替想定レート(150円/ドル)を前提としています。9/13現在の為替(140円/ドル台)と乖離しています。海外売上比率が高い企業は下振れのリスクを伴います。
 インフレ下の企業は先行投資を行い、持続的な成長を目指します。上場銘柄の売上高&営業利益の成長率/年は鈍化する見込みです。世界的には景気減速が想定されます。M&Aを介して強みを強化、異業種と業務提携を行い、シナジー効果を狙う事業戦略は魅力的です。価格競争力を有するブランド力や市場占有率(=売上高)、あるいは圧倒的な技術力や参入障壁を強みに高い利益率を維持する企業は有望です。

増収&増益&増益率10%以上、自己資本比率30%以上
黄色:グロース株
橙色:大型株(時価総額500億円超え)

外為法改正 セブン&アイ(3382) 国益銘柄へ指定

 財務省は国益を損ねる企業買収を阻止するため外為法を改正、セブン&アイをコア業種に追加しました。世界に誇れる小売業は国民の生活の根幹をなすセーフティーネットです。日本は産官学が連携し、GDPではなく、国民一人当たりの生産性を高めていきます。
 米国ではUSスチールの買収が大統領選に巻き込まれ、11/5以降に持ち越されました。日本製鉄は脱中国後の日米間の友好的なM&Aですが、難航しています。
大型買収は為替にもインパクトを残します。USスチールの売却はドル建てにつきドル高(=ドル買い)を起こします。11/5以降の円安シフトも視野に入ります。

 並行して米中間のEV市場の覇権争いは熾烈を極めます。米国は対中向け高関税、対峙する中国はEV電池の価格競争力と強固な供給網でEV市場を席巻します。

メジャーSQ節目 来週の上値ライン

 来週は中銀デー、円高が進み株安が危惧されます。下値は日足5日移動平均線36,281、上値は9月メジャーSQ値36906が節目になります。下値を割れば9/27配当権利落日でさらなる下落が懸念されます。配当株の買い時でもあります。9月下旬は株式分割も多く控えており高配当株や有望株の買い場になりそうです。

引用元:SBIネオトレード証券より抜粋
https://www.sbineotrade.jp/225/outline/sq.html

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